3位:龍泉洞 [岩手県]
総延長は判明しているところで4,088m、発見された地底湖は8つ、現在も調査継続中という日本有数の鍾乳洞。長い時間をかけて生まれた芸術品のような鍾乳石が広がる。
一番の見どころは、水の透明度の高さから“ドラゴンブルー”と称され深い青色に輝く地底湖。約270段の階段を進んで「第一地底湖展望台」まで行くと、地底湖を上からのぞき込むことができる。
4位:稲積水中鍾乳洞 [大分県]
3億年前の古生代に形成され、鍾乳石や珊瑚石などが数多く見られる世界的にも珍しい水中鍾乳洞で、洞内の気温は年中16℃。
ブルーにライトアップされた「青い回廊」は幻想的で、まるで異空間に迷い込んだような感覚に浸れる。そのほか、シュノーケリングやアウトドアサウナなどのアクティビティもあり、洞窟でととのう体験がかなう。
5位:天窓洞 [静岡県]
堂ヶ島にある白い凝灰岩にできた海蝕トンネル。遊覧船で入り天井が丸く抜け落ちた天窓まで進むと、暗い洞窟の中に光が差し込み、水面がブルーやグリーンの美しい色彩を放つ。
天窓洞の上には堂ヶ島公園内の遊歩道があり、天窓の下を通る遊覧船を真上から見ることもできる。春から秋のお昼前後が特にきれいに見えるのでおすすめ。
6位:鳴沢氷穴 [山梨県]
富士山の火山活動でできた洞窟で、夏でも平均気温3℃とまるで天然の冷蔵庫のようなスポット。総延長153mの竪穴式洞窟は1周約15分で巡れ、手軽に洞窟探検が楽しめる。
冬の間にできた氷柱や天然氷、溶岩流が創り出した不思議な空間に、自然の神秘が感じられる。天井の低い箇所や階段のアップダウンもあり、冒険気分は満点。
7位:飛騨大鍾乳洞 [岐阜県]
白くて繊細な鍾乳石の美しさに魅せられる鍾乳洞。標高900mに位置し、内部の温度は夏でも12℃と涼しいところが魅力。
全長800mの洞内には、長い時をかけてつくられた鍾乳石が幻想的な空間を織りなす。青く照らされた地下水と美しい鍾乳石が印象的な「竜宮の夜景」は、まるで物語の世界に入り込んだような感覚を味わえる。