自然が創り出した洞窟、非日常を感じられる神秘的な地下空間など、ワクワクする絶景が日本各地にはたくさんある。
そこでリクルートが発行する旅行情報誌『じゃらん』は、地下・海中・洞窟を中心に「“異世界”の雰囲気があふれる絶景スポット」をテーマにアンケートを実施したので、結果をお伝えしよう。
『じゃらん』地底で出合える異世界絶景ランキング1位は「首都圏外郭放水路」
“地底で出合える異世界絶景”1位は埼玉県「首都圏外郭放水路」が獲得した。まるで“地下神殿”といわれる神秘的な雰囲気と、地下とは思えない壮大な光景が広がる。
2位には千葉県「波佐間海中公園」がランクイン。水深16mからそびえたつ迫力の鳥居があり、人懐っこいコブダイやマンボウと一緒に泳ぐことができるスポットだ。
続く3位岩手県の「龍泉洞」は、洞内にすむコウモリと共に国の天然記念物に指定されている洞窟で、世界有数の透明度を誇る青い地底湖は見応え十分。そして4位の大分県「稲積水中鍾乳洞」は、洞窟とサウナでととのう体験ができるユニークさも魅力。
そのほかトップ10には、自然の神秘を感じられる非日常空間がずらりと並ぶ結果となった。洞窟など天然クーラーでひんやり過ごせるスポットは、それだけで暑さも時間も忘れて過ごせそうだ。
ランキング結果を参考に、この夏は“異世界”絶景スポットで、冒険気分を味わってみてはいかがだろうか。
1位:首都圏外郭放水路 [埼玉県]
神秘的な雰囲気から“まるで地下神殿”といわれる「調圧水槽」は、国土交通省が管理する洪水対策のための地下放水路。
そのほか、数々のロケ地としても使用された施設内では、圧倒的な迫力の巨大竪穴「第一立坑」やポンプ室など全4コースの見学会(要予約)を実施している。地下とは思えない巨大な柱と、広大な空間が織りなす荘厳な佇まいを体感できる。
2位:波左間海中公園 [千葉県]
こちらは初心者からベテランまで楽しめるダイビングスポット。房総半島の南端・千葉県館山市にあり、都内から約2時間という絶好のロケーション。
世界で唯一海底に鎮座する神社には、高さ4mの大鳥居がある。人懐っこいコブダイやマンボウをはじめとするさまざまな魚が群れ集う波左間の海で、暑さを忘れて海中探索が楽しめる。