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今年上半期に消費が減少したカテゴリ、3位医薬品、2位缶詰類、1位は?

2024.08.02

コロナ禍が落ち着き、通常通りの消費活動ができるようになった。一方で、燃料費の高騰などを背景に物価の上昇が続いている。そんな2024年の消費動向はどのようになっているのだろうか。

カタリナマーケティングジャパンは、カタリナネットワークのデータを活用し、2023年上半期と比較して2024年上半期の消費者の購買行動にはどのような変化があったのかについて分析を行い、レポートとして発表したので概要をお伝えしよう。

値上げの影響か、平均購入単価が前年比103.9%に上昇!一人あたりの購入数量は前年比97.2%に減少

カタリナネットワーク内で買い物をした消費者の2024年上半期の総購入金額は、2023年上半期と比較し101.0%に増加していた。

この購入金額の増加は、消費の先行きの明るさを示すものではない。着目すべきは1人あたりの購入数量の減少で、前年比97.2%と3%ほど減少している。

またそれとは逆に、平均購入単価は103.9%に上昇していた。2024年も引き続き値上げの傾向があり、それが平均購入単価の上昇としてあらわれており、そのあおりをうけた消費者の反応が1人あたりの購入数量減少という結果になっているようだ。

1回あたりの購入金額は+73.2円(前年比102.8%)増加していた。1回あたり購入数量(買い物かごに入れる数)で見ると0.1個(前年比99.0%)減少しているが、1商品あたりの平均購入単価が+9.3円(前年比103.9%)上昇しており、1回あたりの購入金額(買い物金額)が増加していることになる

2024年の購買状況をカテゴリ別で見てみると、購入者数(ID数)の対前年比の減少が大きいカテゴリのTOP20は以下の図表の通り。

全46カテゴリのうち、実に43カテゴリ(93.5%)で前年を割っており、特定のカテゴリというより全体的に減少している。

好調なのはコスメ類、なかでも需要の高さが目立つスキンケアカテゴリ

スキンケアは、購入人数は前年比99.8%と変化はないものの、売上金額や数量などの成長率が前回レポートよりも上昇していた。

昨今の値上げラッシュにより、多くのカテゴリでは購入する数量や回数が減るという現象が起きているが、当カテゴリは平均購入単価が上がっているなかでも1人あたりの購入数量や回数が増加しており、スキンケアの需要の強さが伺える。

特にフェイスパックの成長は顕著で、スキンケアにおける新たな習慣として定着するのか注目だ。

調査概要
当レポートでは、普段から買い物をしている消費者の買い物行動がどのように変化したのかをまとめるため、以下の条件に該当したIDの購買データを対象として分析を実施している。
対象ID:毎月1回以上買い物をしている状態が以下の対象期間内で継続しているID
対象期間:2023年1月1日~2023年6月30日までの6か月(2023年上半期)
2024年1月1日~2024年6月30日までの6か月(2024年上半期)
対象店舗:対象期間にカタリナネットワークに継続して加入している店舗

関連情報
https://catalinamarketing.co.jp/knowledge/first-half-2024/

構成/Ara

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