ebike、電動スクーターを製造するADO(エーディーオー)は、最新モデルであるAir 20 Proの日本市場における予約販売を開始した。なお同モデルは、限定100台の予約販売となり、在庫がなくなり次第終了となる。
昨年、Air 20とAir 28モデルを市場へ導入した後、ADOはProバージョンであるAir 20 Proの発売を発表した。こちらの自転車は、スタイリッシュでメンテナンスフリーのベルトドライブシステムで駆動する後輪ハブモーターを採用。これまで、この構造はシングルスピードのクラシックなドライブシステムだったが、Miviceの高感度駆動装置(トルクセンサーを含む)により、システムがスムーズに動作することがテストで明らかになった。
Air 20 Proの特徴
■自動変速
自動変速で適切なケイデンスを維持し、どんな地形にも対応するBAFANGモーターの内蔵ギアシステムを搭載し、速度が18-19km/hに達すると、モーターが自動的に2速に切り替わり、適切なケイデンスを維持するため、手動で変速する必要がない。
■初のスポーツモード
新しくアップグレードされたアシストには、ECOとSportの2つのモードがあり、それぞれのモードでは、3つのギア(0、1、2、3)を切り替えることができる。SportモードはECOモードよりも強力なパワーを提供し、ECOモードはエネルギーをより節約。ドライブの動作モードは、基本的に静音ですが、それでもパワー不足ということはない。平坦な道路ではECOモードを軽く作動させるだけで簡単に進むことができ、急な山道ではSportsモードのアシストが複雑な地形を問題なく乗り越える力を提供する。
■G-DRIVE駆動システム
BAFANG高トルクモーターとG-DRIVE駆動システムの協調効果により、電動自転車の効率を30%向上させ、斜面でのパワーを30%増加させる。スマートエネルギーマネジメントシステムを利用して、この電動自転車はエネルギーの使用を最適化し、持続可能で環境に優しい交通ソリューションに貢献。1度の充電でより長く走行でき、静かで滑らかな制御を体験し、環境に優しい冒険を楽しむことができる。
■ロック可能なフロントサスペンション
Air 20 Proは、ロック可能なフロントサスペンションシステムを備えており、異なる道路状況でも快適なライディング体験を提供。デコボコした山道でも、平坦な都市の道路でも、フロントサスペンションのロック装置を簡単に調整するだけ。例えば、平坦な道路ではフロントサスペンションをロックすると、ライディングの効率が向上する。複雑な地形ではサスペンションを解放し、スムーズな乗り心地を楽しむことができる。
■リアキャリアとウィンカー
後方ターンシグナルライトとリアキャリアで安全かつ便利なライディングを可能に。後方ターンシグナルライトは、ボタン1つでライディング方向に応じた指示灯を点灯させ、安全性と視認性を向上させる。リアキャリアには、物品を載せることができ、全地形対応の多機能で安全な自転車を実現。
■カーボンベルト
いままでのよくある自転車チェーンの脱落、油汚れ、錆びやすい問題にピリオド。ADO BeltPowerカーボンドライブ技術により、その心配はもう不要となる。3万回の走行テストを経て、この期間中にチェーンのメンテナンスは必要がなかった。
【メーカー希望小売価格】
218,000円
【製品スペック】
航続距離:100km
速度:24km/h
折り畳み対応:対応可能
重量:18KG
サスペンション:変更可能なサスペンション
変速:軌道変速システム
タイヤサイズ:20*1.95inch
ペタルアシスト:トルクセンサー
アシストレベル:ECO: 0-3 Sport: 0-3
適応身長:145-200cm
最大荷重:120KG
対応温度:-10~50℃
関連情報:https://adoebike.jp/products/air-20-pro
構成/土屋嘉久