今、売れに売れている軽自動車のジャンルがスーパーハイト系と呼ばれる、背が高く、両側スライドドアを備えたハイトワゴンである。
その室内空間はまさに下克上的広さでシートアレンジ性に優れることから、ファミリーのファーストカーにもぴったり。とくにターボモデルを選べば高速走行、長距離ドライブにもうってつけなのである。
スーパーハイト系軽自動車のクロスオーバーモデルが今、熱い
そんなスーパーハイト系軽自動車には標準車とカスタムが揃うのが常識だが、それに加え、いわゆるクロスオーバーモデルの追加も商品力の増強となっている。広大で天井の高い室内空間、フラットアレンジ、タフな使い勝手に対応する装備などによってアウトドアユース、車中泊にも最適なのである。2024年5月に、このジャンルの王者と言っていいホンダN BOXを販売台数でしのぎ、NO.1となったスズキ・スペーシアの先代モデルにもスペーシア ギアがラインナップされ、ダイハツ・タントファンクロス、三菱デリカミニたちがしのぎを削る軽自動車の人気ジャンルともなっているのだ。