南北2.4 km、東西16kmに広がる鳥取砂丘や中国地方の最高峰・大山に広がる西日本最大級のブナ林、そして国際的に重要な湿地としてラムサール条約にも登録された中海と、豊かな自然環境に囲まれた鳥取県。
そんな同県において、「もっとも住み心地が良い街」と「もっとも住みたいと思われている街」はどこなのか。
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<鳥取県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<鳥取県版>」として発表。本稿では同社リリースを元に、その概要をお伝えする。
住みここちランキング2024<鳥取県版>1位は西伯郡伯耆町
住みここちランキングは西伯郡伯耆町が初登場で1位に輝いた。同町は県の西部に位置して、米子市に隣接。ベッドタウンとして発展している。町内には中国横断自動車道岡山米子線が通り、溝口IC、大山高原スマートICがある交通の利便性が高い町でもある。ちなみに昨年は累計回答者数が50名未満でランキングの集計対象外だった。
3位にも初登場の西伯郡大山町がランクインした。町の北側に日本海、南側には中国地方最高峰「大山」の頂を含み、町中を28もの川が流れる自然豊かな町だ。
住みたい街ランキング2024<鳥取県版>1位は2年連続で東京23区、2位は同率タイで神戸市と鳥取市
2年連続で、東京23区が1位を獲得した。2位は同率タイで、神戸市と鳥取市ふぁランクイン。4位は、2年連続で岡山市と初登場の京都市が同率で入った。
また「住みたい街が特にない」57.7%、「今住んでいる街に住み続けたい」18.0%の合計75.7%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっている。
■住みここちランキング2024<鳥取県版>自治体TOP5 因子別順位
・生活利便性の2位は、倉吉市。
・行政サービスの2位は東伯郡琴浦町(とうはくぐん ことうらちょう)。
・静かさ治安の2位は東伯郡琴浦町、3位は八頭郡八頭町(やずぐん やずちょう)。
・親しみやすさの1位は東伯郡琴浦町。
・賑わいの2位は東伯郡琴浦町。
・物価家賃の1位は東伯郡琴浦町。
・防災の2位は八頭郡八頭町。
調査概要
調査方法株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者鳥取県居住の20歳以上の男女、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)合計3558名を対象に集計。
[男女比] 男性45.0%:女性55.0%
[未既婚] 未婚39.2%:既婚60.8% [子ども] なし43.0%:あり57.0%
[世代比] 20歳代15.7%、30歳代24.9%、40歳代24.3%、50歳代20.7%、60歳代11.9%、70歳代2.6%
調査期間
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:806名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:784名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:742名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:715名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:477名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:34名 ※2019年は一部の回答のみ使用)
計3558名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/清水眞希