スマホの位置情報をオンにすることへの抵抗感
スマホの位置情報をオンにすることへの抵抗感の有無を調査したところ、「やや抵抗を感じる」人が大半を占める結果となった。次いで、「抵抗を感じる」と回答した人の割合が多く、やや抵抗を感じる人と合計すると全体の85%にのぼった。この結果により、スマホの位置情報をオンにすることへの抵抗感を抱いている人が多いことが明らかとなった。
スマホの位置情報をオンにすることに抵抗を感じる理由
スマホの位置情報をオンにすることに抵抗を感じる理由を調査したところ、「プライバシー保護の観点で懸念や不安があるから」という回答が50%を超え、1番多い結果となった。日常的にスマホの位置情報機能を利用している人が多い一方で、プライバシー保護の観点から位置情報設定をオンにすることには抵抗を感じている人が多いことがわかる。
スマホのプライバシー・セキュリティ設定をどれくらい意識しているか
スマホのプライバシー・セキュリティ設定をどれくらい意識しているかを調査したところ、「やや意識している」人が大半を占める結果となった。2番目に多いのは「強く意識している」人で、セキュリティに対する意識の高さがうかがえる。
総括
今回のスマホの位置情報設定状況とプライバシー保護に対する意識に関する690名への調査により、主に次のことがわかった。
・スマホの位置情報のオン/オフ設定状況は「アプリごとに使い分けている」人が70%以上
・スマホの位置情報を活用して利用しているサービスは地図や天気予報・乗換案内アプリなど、日常を便利にするアプリが多い
・スマホの位置情報をオンにすることへ抵抗感を抱く人割合は全体の約85%
・抵抗を感じる理由は「プライバシー保護の観点で懸念や不安があるから」が最多
・スマホのプライバシー・セキュリティ設定は日頃から意識している人が約85%を占める
スマホの位置情報設定状況は「アプリごとにオン/オフを使い分けている」人が大半を占める結果となった。
スマホの位置情報をオンにすることへ抵抗感を抱く人割合は全体の約85%にのぼり、その理由として過半数の人が「プライバシー保護の観点で懸念や不安がある」と回答している。
日常的にスマホの位置情報機能を利用している人が多い一方で、プライバシー保護の観点から位置情報設定をオンにすること自体は抵抗を感じている人が多いことがわかった。
また、スマホのプライバシー設定を意識している人が約85%を占めることからも、日頃からセキュリティ面に気を使っている人が多いと読み取れる。
スマホの位置情報機能は便利である反面、リスクを減らすためにはアプリ利用時や必要な機能だけをオンにし、上手に使い分けると良いかもしれない。
<調査概要>
調査主体:株式会社WACARU NET
調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する690名に対して実施
実施期間:2024年6月20日~2024年6月25日
構成/こじへい