遭遇したあおり運転は、「激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」が最多
遭遇したあおり運転について聞いたところ、「あなたの自動車に激しく接近し、もっと速く走るように挑発してきた」が76.5%、続いて「必要のないハイビームをされた」が22%で続いた。
また、あおり運転をされた際にとった行動としては、「道を譲った(44.3%)」「何もしなかった(32.5%)」と、あおり運転をやり過ごしたドライバーが目立つ結果に。
あおり運転をされたきっかけについて聞いたところ、「思い当たることがない人」が76.3%と多くを占めていた。
「思い当たることがある」と答えた人にきっかけと考えられる運転行動を聞いたところ、「制限速度で走っていた(26.3%)」「スピードが遅かった(17.9%)」と続き、あおり運転のきっかけと考えられる行動は、運転速度に関するものが多くなっている。
あおり運転をされないための工夫は「車間距離をしっかりとる」、「ドライブレコーダーを設置した」
あおり運転を受けたことがあるドライバーに、あおり運転をされないように工夫していることを聞いたところ、「車間距離をしっかりとる(52.8%)」「ドライブレコーダーを設置した(45.8%)」と続き、周りのドライバーを刺激しない運転を心がけるとともに、ドライブレコーダーを設置することであおり運転をされないよう対策をとる人が目立った。
ドライブレコーダーの普及であおり運転が減少すると思うか聞いたところ、77%のドライバーが「減少すると思う」と回答し、ドライブレコーダー普及への期待が大きいことがうかがえる。
ドライブレコーダーを利用している理由は「事故発生時に自分が不利にならないようにするため」が89%と最も多い結果となった。
加えて、現在使用しているドライブレコーダーの導入のきっかけは、「自動車事故やあおり運転のトラブルに関する報道・記事を見たため(58.5%)」「防犯対策のため(44%)」「安全運転意識を高めるため(33%)」と続き、トラブルに対しての警戒が高まっていると取れる回答が多い結果に。
ドライブレコーダーを利用していないドライバーを対象に、その理由を聞いたところ、「機器の購入や取り付けに費用がかかるため」が67%で最も多くなった。
また、「ドライブレコーダーを設置するとしたら、どの程度の費用まで出せると思いますか?」との問いには、10,000円以内が49.3%、20,000円以内が32.1%と回答しました。なお、「金額を問わず取り付ける必要を感じない」人は3%と少ない結果に。
調査概要
調査タイトル:あおり運転に関する調査
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年6月3日~6月5日
調査対象:全国の普通自動車免許と自宅に自動車を所有し、週1回以上運転をしている18~69歳の男女2,230人
出典:チューリッヒ保険会社
構成/Ara