2024年7月26日から8月11日まで開催される「パリ2024 オリンピック」。17日間に及ぶ大会期間中、パリへの旅行者が最も増加する国あるいは地域とはいったいどこか?
宿泊予約プラットフォーム「Airbnb」はこのほど、今夏フランスパリで開催される「パリ2024オリンピック」に関する旅行トレンドを発表した。
パリ周辺地域は、昨年と比べリスティング(宿泊施設)数が40%増加し、多くのAirbnbユーザーを迎え入れる準備が進んでいる。また、オリンピック期間中に東京からの旅行者によるパリ周辺地域でのAirbnbの宿泊数は、昨年夏に比べて9.7倍の成長率となり、「パリ2024オリンピック」の注目度がうかがえる結果となった。Airbnbは、「パリ2024オリンピック」のワールドワイドパートナーを務めている。
五輪期間中パリへの旅行者が増加する国・地域、1位は中国、2位はインド
<五輪期間中パリへの旅行者が増加する国・地域TOP5>
1位:中国
2位:インド
3位:香港
4位:日本
5位:チェコ
オリンピック期間中、パリへの来訪者が最も多い国は1位アメリカ、2位イギリスの一方で、旅行者が増加している地域は、中国、インド、香港、日本、チェコと、アジア地域が上位を占めた。
また、オリンピック開催期間中、フランスへの旅行を最も多く予約している10カ国のほとんどが、「東京2020オリンピック」の上位メダル獲得国となった。フランス人宿泊客の予約数は現在3位だが、チケット保持者の大半がフランス人であることから、開催間近になるとフランス国内からの予約が増えることが予想される。
オリンピック期間中のフランスの人気宿泊先
日本の旅行者がオリンピック期間中に、フランスでの宿泊先として選んだ街TOP10をリサーチした結果、10位中5つがパリ及びパリ近郊の街であることがわかった。
<日本人旅行者がオリンピック期間中にフランスでの宿泊先として選んだ街TOP10>
宿泊先からみる注目競技はサッカー、バスケットボール
パリ以外では、マルセイユ、リール、ニース、リヨンがTOP10にランクイン。各地で開催される競技はそれぞれ、マルセイユはサッカーとセーリング、リールはバスケットボールとハンドボール、ニースとリヨンはサッカーが開催予定で、日本人は、サッカーやバスケットボールなどの競技を観戦することがうかがえるような結果となった。
構成/こじへい