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どうやって見分ける?iPhoneの本人確認通知を悪用した最新の攻撃手法

2024.07.27

最近、iPhoneユーザーを狙った新たな攻撃手法が報告されました。

この攻撃では、Apple IDのパスワードリセットを求める通知を連続して送信し、Apple IDを奪い取ろうとするものです。この攻撃手法の詳細と対策について以下で詳しく解説します。

攻撃手法の概要

1. 通知連続送信による妨害

攻撃者は、ターゲットのApple製デバイスに対して連続的にパスワードリセットを求める通知を送りつけます。これにより、ユーザーは「許可する」か「許可しない」を選択するまでデバイスを操作できない状態に陥ります。

・通知の特徴

この通知は、Appleの公式なものと見分けがつかないため、ユーザーが誤って「許可する」を選択してしまうリスクがあります。また、通知が連続して送信されるため、ユーザーはデバイスの操作が不可能になり、ストレスを感じる状況に陥ります​。

2. 偽のAppleサポートからの電話

通知攻撃の数分後、攻撃者はAppleサポートを装ってターゲットに電話をかけ、「アカウントが攻撃されている」と警告し、確認のためにワンタイムパスワードを求めます。実際には、この電話も詐欺の一環です。

・電話の手口

攻撃者は、Appleサポートの公式電話番号を偽装し、信頼性を高めるためにターゲットの個人情報を正確に話します。これにより、ユーザーは本物のサポートと信じ込んでしまう可能性があります。

被害事例

■Parth氏のケース

XユーザーのParth氏の報告によれば、2024年3月23日に彼のすべてのAppleデバイスに100件以上のパスワードリセット通知が届きました。「許可しない」を選択しても即座に次の通知が表示され、デバイスの使用が不可能になりました。その後、偽のAppleサポートから電話がかかってきましたが、Parth氏は詐欺であることに気付き、被害を免れたのです。

■他の被害者の報告

Krebs on Securityの報告によると、他の被害者も同様の手口で攻撃されており、何日にもわたって連続通知を受け取るケースもあります。ある被害者は、攻撃者がAppleサポートを装って電話をかけてきた際、すぐに通話を切り、本物のAppleサポートに連絡することで被害を防ぎました。

・連続通知による影響

連続通知を受け取った被害者は、デバイスの操作が妨げられ、仕事や日常生活に大きな支障をきたすことがあります。このような状況では、ユーザーが誤って「許可する」を選択してしまう可能性が高まります。

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