「暑すぎてバイクなんて乗っていられないよ!」
梅雨が明け、最高気温が35度を超える日も珍しくなくなりました。あまりのツラさに悲鳴をあげているのは、筆者だけではないはずです。
そんなある日、アールエスタイチの『リキッドウインド』が猛暑対策に効果的という噂を耳にしました。気化熱を利用して身体を冷やすシステムで、ツーリングの時はもちろん、屋外での作業中にも効果てきめんなんだとか。
「えぇっ、本当に?」さっそく1台お借りして、カンカン照りの中で試してみました!!
水冷式で猛暑対策『リキッドウインド』
今回ご紹介する『リキッドウインド』、一言で言うと「冷却水を身体(インナー)にかけて、走行風を浴びる際の気化熱で胸部と背中を冷却する」というもの。
まるで水冷式バイクのように、水冷式で身体を冷やしちゃおう!というアイテムなのです!
使用するアイテムはこちらの3点。
1:ギャツビー リキッドウインドウォーター(RSP501)税込660円
2:リキッドウインド送水クールベスト(RSU502)税込9,350円
3:リキッドウインド保冷ボトルキット(RSP510)税込9,900円
まずスゴいのが、専用の冷却水であるリキッドウインドウォーターです。
化粧品メーカーのマンダムと共同開発で作られており、清涼成分(メントール)配合のひんやりとクールな処方。おまけにダブルの消臭成分を配合し、無香料。そして身体にかけてもベタベタせず快適な使用感なのです。
続いてクールベストは、厚みのあるメッシュ構造。ジャケットとインナーの間に適度な空間を作ることで、風の通りがよくなるように設計されているのだそうです。
ベストの内側には冷却水を送水するためのチューブが固定され、首の前後の位置に送水口の穴が空いています。
ベストを着るだけで丁度よい位置に冷却水を浴びることができるため、パッと羽織るだけでスピーディにリキッドウインドを装着することができるのです。
最後に保冷ボトルキットは、電動ポンプと保冷ボトルで構成されています。
昨年までのモデルでは手動のスプレー式でしたが、大幅に進化を遂げたのが2024年モデルの保冷ボトルキット。後ほど詳しくご説明しますが、スイッチひとつで簡単に操作ができ、運転中でも気兼ねなく冷却水を浴びることができるようになったのです。