JAPANイヤホン製造は、レコードプレーヤーの基本的な機能を網羅したターンテーブルJAPAEAR「VINshin(バンシン)」を開発。2024年7月19日より同社アマゾン直営店、OTAIRECORDにて発売を開始した。価格は2万4800円(税込)。
「VINshin」は、2024年7月27日にステーションコンファレンス東京(JR東京駅日本橋口直結)6Fで開催される「夏のヘッドホン祭mini2024」でも展示される予定だ。
ターンテーブル「VINshin」について
JAPAEAR 「VINshin」は、カートリッジ交換や針圧調整可能など基本的なレコードプレーヤーの仕様を備えている。
その一方で、レコードプレーヤーを持っていない若い世代でも手が届くように、ポータブルレコードプレーヤーに1万円少々を足した価格に設定。
製本のベースは中国で製造され、愛知県で製品確認が行なわれており、全ての製品が一度日本で開梱、実際にレコードに針を落としてから出荷されている。
ターンテーブルはベルトドライブ方式を採用。ターンテーブルはアルミダイキャスト製、プラッターはリスニング用途として作られておりDJをするには不向きだ。ダストカバー付属する。
■上級モデルに相当する各種機能
「VINshin」はベルトドライブゆえ、ゴムベルトの経時変化によりピッチが変わっていく。その対策として、ピッチコントローラーを使いながらストロボでピッチを整えることが可能。音楽クリエーターがこだわるキーやビートを正確に再現する。
カートリッジには、オーディオテクニカ製MMカートリッジ「AT-3600L」とシェルを同梱。ユニバーサルトーンアームを搭載しており、音の入り口になるカートリッジの交換を行なうことができる。
交換後の針圧を調整するためのトーンアームウェイトや、演奏中ターンテーブル内側に引き込もうとする力を解放するアンチスケーティングダイヤルも付属する。
またフォノイコライザーを搭載しているので、LINE出力から直接アンプ内蔵スピーカーに接続できる。Bluetooth出力も備えているので手持ちのBluetoothイヤホンやBluetoothスピーカーに接続可能だ。演奏待機時は、音声出力をオフにしておりグランドノイズをカットする。
ハウリング対策のために最適化された大きめのフットを搭載。設置面にはラバー仕様になっている。
レコード演奏は33回転盤と7インチレコードなど45回転盤に対応。7インチ盤演奏のためのEPアダプターが付属する。
本体サイズは450×145×360mm。6.9kg。
関連情報
http://japaear.net/record-player-vinshin/
構成/清水眞希