パナソニックは、1つのインバーターで10個のコイルを制御し、複数の加熱パターンを自動で選択する「IHクッキングヒーター(ビルトインタイプ) Sシリーズ」を2024年9月20日に発売する。ラインナップは、幅75cmの「KZ-S1F7S/K」と幅60cmの「KZ-S1F6S/K」の2製品で、希望小売価格は「KZ-S1F7S/K」が660,000円、「KZ-S1F6S/K」が638,000円。
加熱エリアの拡大で大きなフライパンやオーバル鍋・鉄板も使用可能!
本シリーズは、IHクッキングヒーターの基本機能であるトッププレートの調理性能をさらに向上させたフラッグシップモデル。1つのインバーターで10個のコイルを制御し、状態に応じた加熱パターンを自動で選択する点が特徴で、これにより、煮込み調理では煮汁の対流による均一な味の染み込みを、焼き物調理では大きなフライパンでも端まで加熱することで均一な焼き色を実現する。
また、ピースコイルをトッププレートの奥側にも配置することで、加熱エリアが「KZ-A1T7K」と比較して約1.7倍に拡大し、大きなフライパンやそのまま食卓に運べるオーバル鍋や鉄板も使うことが可能となった。
このほか、きめ細かな加熱調節と沸騰状態を検知できる独自の「光火力センサー+」を採用し、火力・温度・時間を自動設定する「煮込みアシスト(10メニュー)」も搭載。これにより、肉じゃがやアクアパッツァなどを、手間なくかんたんにつくることができる。
製品情報
https://sumai.panasonic.jp/ihcook/news/2024lineup/
構成/立原尚子