ボーズは定評あるSoundLink Bluetooth speakerシリーズの音質をさらに向上させた「SoundLink Max Portable Speaker」を発表。2024年7月18日より発売を開始した。価格は5万7200円(税込)。
その主な特徴は以下のとおり。
大型スピーカーのような躍動感あるサウンド
今年60周年を迎えるボーズの音響研究を活かして開発されたSoundLink Max。まずバッテリー持続時間は最大20時間と長時間連続再生が可能で、一日中リスニングを楽しめる。
音質面ではスピーカー前面に3つのトランスデューサーを配置した同社独自のArticulated Array設計により、スピーカー正面以外にも音が広がるステレオ体験を提供。
また、特別設計のパッシブラジエーターも2基搭載し、コンパクトサイズでありがなら力強い重低音を実現している。さらに、同社のサウンドバーに搭載された技術と独自のデジタル信号処理により歪みを最小限に抑え、常に自然で豊かなサウンドを再現。これらの要素により、スピーカーをどこに置いても、楽器、ボーカル、音楽をクリアな音で聴くことができるという。
音質を調整したい場合は、ボーズアプリのイコライザーで低音、中音、高音を設定。自分の好みのオーディオ空間を楽しめる。
■ポータビリティと耐久性に優れたデザイン
SoundLink Maxは、パウダーコーティングとシリコン加工されたスチール製の筐体を採用。振動、落下、衝撃に強く、表面が剥がれたり欠けたりするリスクを低減させている。
また、腐食や紫外線に対する耐性もあり、IP67等級の防水、防塵対応に加え、錆や衝撃にも強いため、ビーチやキャンプといったアウトドアなどに持ち出して楽しめる。
本体には取り外し可能なロープハンドルが付いているので、持ち歩きも簡単。スピーカーを肩にかけてハンズフリーで持ち運びたい場合は、ロープキャリングストラップ(別売。2024年8月発売予定)が便利だ。
4つのカラーハンドルアクセサリー(別売。2024年8月発売予定)でスピーカーをおしゃれにカスタマイズすることもできる。
■その他の特徴と機能
Bluetooth 5.3を採用し、SBCおよびAACコーデックをサポートしているため、ほとんどのBluetoothデバイスで使用できる。
最新のQualcomm aptX Adaptiveコーデックを搭載したSnapdragon Soundを使用しており、ロスレス伝送に対応。Snapdragon Sound技術により、Androidデバイスとのシームレスで安定した接続を実現している。
Androidデバイスを簡単にペアリングできるGoogle Fast Pairも搭載している。
さらに、便利なAUX端子を利用してターンテーブル、MP3、CDプレーヤーなどのオーディオジャックに接続して、コンテンツを楽しめる。スピーカーのショートカットボタンでAUXを切り替えたり、カスタマイズしてSpotify Tapを有効にしたりすることも可能だ。
本体カラーはブラックとブルーダスクの2色展開。
SoundLink Max Portable Speakerの主な仕様
本体サイズ/高さ120×幅265×奥行き105mm
質量/2.13 kg
バッテリー/充電式リチウムイオンバッテリー
連続再生時間/最大20時間
充電時間/約5時間 (純正ケーブル使用時)
Bluetooth/ 5.3
接続範囲:/最大9m
入出力/USB-C:入力/出力、AUX入力
※充電時間や使用時時間は使用条件によって異なる場合があります。
構成/清水眞希