3. 破られてしまうルール「利用時間」が最多に
最も破られてしまうルールが「利用時間」だった。小学生高学年では、利用時間をルールに設けていた内、約半数が破られてしまった経験があることがわかった。なお、次にルールを破られた経験が多いのは「食事中の利用」でルール設定者の16%となる。その他のルールで破られた経験は、いずれも1割以下だ。
図2. 【小中学生】利用時間のルールを破ってしまう割合
※スマホ所有者の中で親子間ルール「利用時間」を設定している人が対象
4. スマホを使い過ぎてしまう理由「楽しくてやめられない」が最も多い
利用時間に関連して、「スマホを使い過ぎてしまう」理由を聞いた。図3の通り、「楽しくてやめられない」が最も多い結果となった。学年が上がると、友達に関する理由も増えている。なお、スマホを使い過ぎることはないと回答した割合は、小学生低学年で6%、高学年は17%、中学生になると8%となった。
図3. 【小中学生】スマホを使い過ぎてしまう理由
<調査概要 ―「2023年親と子の調査」―>
調査方法 訪問留置調査
調査対象 関東1都6県・小学生及び中学生とその親
回答数 600
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付。
調査時期 2023年11月
構成/こじへい