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神奈川、埼玉、千葉エリアの新築マンション平均販売価格から分析した「東京から近くてコスパのいい街」

2024.07.21

昨今、首都圏では不動産価格の高騰が続いており、特に東京都内の新築マンションは平均価格1億円を超えている。また、価格上昇と住宅ローン金利の増加などを背景に、東京都の移動人口に関するデータでは、東京都のファミリーや子育て世代が隣接する神奈川、埼玉、千葉の3県へ転出する傾向がみられる。

そこで不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、子育て世代をはじめ、よりコストパフォーマンスの良い県に住みたいと考える方に向けて、神奈川県、千葉県、埼玉県における新築マンションの平均価格やm²単価に着目し、比較調査をした。

その結果を、住宅市況の分析を行うLIFULL HOME’S総研チーフアナリストの中山登志朗氏の見解とあわせて紹介する。

【神奈川県編】横浜市中区のm²単価173万円は東京23区平均と同水準!

神奈川県の新築マンションの平均m²単価1位は「横浜市中区」の173.0万円(前期比112.4%)となった。2位は「厚木市」の132.8万円(同184.9%)、3位は「川崎市中原区」の132.7万円(同138.5%)とm²単価130万円台が続く。神奈川県の平均m²単価は95.9万円だが、TOP10はm²単価100万円以上の横浜市内の区を中心に「相模原市都筑区」「逗子市」がランクインしている。

■LIFULL HOME’S総研 中山の考察~横浜市&川崎市中心部の価格がさらに上昇、厚木市でも億ション分譲

新築マンションの価格上昇率が7.5%となっている神奈川県内でも、その中心エリアである横浜市中区が平均m²単価173.0万円(平均価格1億2,300万円)と、県内で最も高額かつ東京23区とほぼ同じ価格水準で分譲されていることが分かりました。横浜市では中区を筆頭に西区、神奈川区など横浜駅の周辺にタワーマンションが数多く分譲されており、平均m²単価も120万円前後と高水準です。

2番目に高額だったのは厚木市で、平均m²単価は132.8万円(同1億798億円)に急上昇しています。前年同期比では84.9%と2倍に迫る価格に上昇していますが、これは本厚木駅徒歩1分に1億円超住戸を含む総戸数238戸の分譲が実施されているためです。3番目は川崎市中原区の132.7万円(同8,038万円)でエリアの中心地である武蔵小杉での開発が活性化しています。

神奈川県内でm²単価が100万円を超えているのは前年から3増えて14自治体&行政区となり、神奈川県平均m²単価は95.9万円ですから、すでに東京都だけでなく神奈川県内でも、高過ぎて購入しにくいとされる価格帯に突入しているエリアが増え始めている状況です。また横浜市都筑区の港北ニュータウンでも新築マンションの開発が活性化しており、東京都心部の価格上昇の影響が神奈川県方面へも波及している状況が浮き彫りになっています。

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