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令和の小学生たちの夏休み宿題、保護者の時代と比べて量は増えた?減った?

2024.07.20

小学生の6割・保護者の8割「夏休みの宿題は必要」

夏休みの宿題が必要かという質問には、小学生の6割、保護者の8割が必要であると回答。自由回答形式で理由を聞いたところ、小学生は「夏休み前までの学習の復習」、保護者は「学習習慣づくり」「生活のメリハリ」を、宿題に期待する声が多数あった。

Q.夏休みの宿題は必要だと思いますか?または不要だと思いますか。(単一回答)

n=小学生4,558人

n=保護者1,728人

ベネッセ教育総合研究所 主席研究員 木村治生氏のコメント

今回の調査では、「もっとも大変な夏休みの宿題」について、子どもも保護者も「自由研究」がトップでした。

また、半数以上の家庭で、保護者が自由研究を手伝う状況にあることがわかります。夏休みの自由研究は、小学生がいる家庭にとって一大イベントともいえるでしょう。

いま、学校でも、自由研究のように自分でテーマを設定し、仮説を立てて調査をし、その結果をまとめて発表する学習(探究活動)が重視されています。教科書の知識を覚えたり、技能を身につけたりすることばかりが学習ではありません。

自分で決めたテーマを追究することで育つ“好奇心”は、子どものこれからの学びの原動力になります。

また、レポートや作品を 制作することで身につく“課題を解決する力”は、この先に起こるさまざまな問題を乗り越え、新しい価値を創造していくうえでも役に立ちます。

とはいえ、多くの家庭では、保護者がどこまでかかわるかに悩むのではないでしょうか。子どもの力を伸ばすためには、保護者のかかわりは最低限にするのが原則。

でも、子どもがつまずいているようであれば、励ましたり、考えるヒントを与えたりといったサポートは必要です。適度なかかわりは、子どものやる気を高め、思考を深める効果があります。

立派なレポートや作品に仕上げようとすると過度に口を出したくなりますが、子ども自身が課題に向き合って試行錯誤するプロセスを大切にしてほしいと思います。

調査概要
<小学生>
調査対象:「進研ゼミ」会員の小学1年生~6年生4,664人
調査期間:2024年6月17日~24日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査項目:夏休みの宿題で出ているもの、もっとも大変だと思う宿題、など

<小学生の保護者>
調査対象:ベネッセの保護者向けアプリ「まなびの手帳」に登録している、小学1年生~6年生の保護者1,728人
調査期間:2024年6月14日~20日
調査方法:インターネットでのアンケート調査
調査項目:夏休みの宿題で出ているもの、もっとも大変だと思う宿題、など

※ 東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所「子どもの生活と学びに関する親子調査2015-2023」より

関連情報
https://benesse.jp/kyouiku/jiyukenkyu/

構成/Ara

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