Dynabookは、AI専用エンジン内蔵のインテル Core Ultraプロセッサーを搭載した14型プレミアムモバイルノートPC「dynabook R8/X」と「dynabook R7/X」を2024年7月19日から順次発売を開始する。価格オープン。店頭予想価格は「dynabook R8/X」が27万円前後、「dynabook R7/X」が24万円台前半。
高速データ処理と低消費電力を実現したLPDDR5X-6400対応メモリを新採用!
いずれも、高性能と省電力を両立したインテル Core Ultraプロセッサーを搭載し、AI専用エンジン「インテル AI Boost」(Neural Processing Unit 通称NPU)、「インテル Arc グラフィックス」(Graphics Processing Unit 通称:GPU)を内蔵。これらCPU、NPU、GPUの3つのエンジンが融合して効率的な「AI」処理を可能とし、同社独自技術「エンパワーテクノロジー」によりその高性能を安定して維持させる。また、高速データ処理と低消費電力を実現したLPDDR5X-6400対応メモリを新たに採用し、「Copilot in Windows」と関連する機能が呼び出せる「Copilot」キーも搭載する。
さらに、軽量の低消費電力IGZOパネルの採用により、14型液晶搭載でありながら軽さ約899gの軽量化を実現。使用シーンに合わせパネルのリフレッシュレートを最適化するALRR(Autonomous Low Refresh Rate)=自律的低リフレッシュレートをサポートすることで、消費電力を抑え、動画再生時で約9時間、アイドル時で約20.5時間の長時間バッテリー駆動も可能とした。
このほか、旧PCからの買い換え時にデータ移行が簡単に行なえる「PC引越ナビ2」や、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」も搭載。アメリカ国防総省制定MIL規格準拠の耐久テストをクリアした高い堅牢性も備える。
「dynabook R8/X」の主な仕様は、CPUがCore Ultra 7 155H、メモリが16GB、ストレージが512GB SSD、ディスプレイが14型TFT液晶(1,920×1,200ドット・IGZO・ノングレア)、OSがWindows 11 Home。
「dynabook R7/X」の主な仕様は、CPUがCore Ultra 5 125H、メモリが16GB、ストレージが256GB SSD、ディスプレイが14型TFT液晶(1,920×1,200ドット・IGZO・ノングレア)、OSがWindows 11 Home。
両モデルともに、本体サイズは約312.4(幅)×224.0(奥行)×15.9(高さ)mm、質量は約899g。無線通信はWi-Fi 6EとBluetooth 5.3をサポートし、インターフェースはマイク入力/ヘッドホン出力端子×1、USB 3.2(Gen1)Type-Aコネクタ×2、Thunderbolt 4(USB4 Type-C)コネクタ×2、LAN(RJ45)×1、HDMI出力端子×1、microSDカードスロットを装備する。
あわせて、インテル 第13世代CPUに加え、データ移行の負担を軽減する「PC引越ナビ2」や、OneDrive 100GBのクラウドストレージなどの有料サービスを1年間無料で使える「Microsoft 365 Basic」を搭載し、さらに使いやすくなった13.3型スタンダードモバイルノートPC「dynabook S6/X」と14型ホームモバイルノートPC「dynabook M7/X」「dynabook M6/X」も7月19日から順次発売を開始する。価格はいずれもオープン。店頭予想価格は「dynabook S6/X」と「dynabook M6/X」が17万円台半ばで、「dynabook M7/X」が19万円台後半。
製品情報
https://dynabook.com/mobile-notebook/r-series/index.html
構成/立原尚子