DIME MAGAZINE
梅雨が明け、夏のお出かけシーズンが到来した。海や山のレジャーや観光、里帰りなど、すでに様々な予定を組んでいる人も多いと思う。では、今年の夏はどのように過ごす人が多いのだろうか。
駐車場予約アプリ「アキッパ（akippa）」を運営するakippaは、アキッパユーザーを対象に夏のお出かけに関する調査を実施したので、その結果をお伝えしよう。
今年の夏のお出かけ予算は半数以上が1～5万円！お金や時間は「食事」と「観光」に使いたい傾向
今年の夏の予定を聞いたところ、「国内旅行（宿泊）」が最も多く35.3％となった。ついで「近場の観光地・施設」（26.1％）という結果に。一方「どこにも行かない」という人も6.8％いた。
「どこにも行かない」以外の選択肢を選んだ人に、夏のお出かけ時の予算を聞いたところ「2～5万円未満」（31.7％）が最も多く、次いで「1～2万円未満」（19.1％）が多くなっている。一人当たり1万円～5万円を使う予定の人が半数を占める結果に。
一方で、4分の1以上が5万円以上を選択しており、一定の消費傾向がある様子が伺える。
居住地別にみると、東京都在住の人は5万円以上と答える割合が他都道府県に比べ多い結果となった。特に「15万円以上」（5.2％）は、東京・大阪以外の都道府県の合計（2.7％）の2倍近くになっている。
費用をかけるポイントについて聞いたところ、最も多いのが「食費」（61.5％）となり、次いで「観光などの施設」（35.9％）、「宿泊費」（28.7％）、「アクティビティ」（20.2％）が続く結果となった。出かけた先での体験にお金をかけたい人が多いようだ。
一方、最も少なかったのは「駐車場代」でわずか2.3％。場所によっては無料駐車場が用意されている場所も多くあることも影響しているかもしれない。
続いて、時間をかけたいポイントについて聞いたところ、1位「観光」（59.8％）、2位は「食事」（44.1％）となった。
お金をかけたいポイントは1位が「食費」2位が「観光」であったので逆の順位となったが、どちらも多くの人が時間・お金ともに使いたいコンテンツであることがわかる。
一方で、「移動」はわずか3.3％という結果に。また、「その他」の中には「家族や親戚との時間」「試合観戦」などが多く挙げられていた。
逆に、効率化したいことについて聞いたところ、「交通混雑・交通渋滞」（60.7％）、「駐車場探し」（52.5％）、「目的地までの移動時間」（47.5％）と移動に関する項目が上位を占めている。
回答の男女別の割合を見てみると、わずかな差ではあるものの上位3項目（「交通混雑・交通渋滞」「駐車場探し」「目的地までの移動時間」）は男性の割合が大きい一方、「観光地等での待ち時間」「飲食店探し」「お出かけ先探し」などは女性の方が多くなっていた。
特に「買い物などの荷物」は男性33.4％に対し女性は63.8%と顕著であった。男性は移動の効率化、女性は滞在先での体験の効率化の傾向が伺える。
車で出かけるときに「距離」と「価格」のどちらを重視するかについて聞いたところ、「価格重視」（63.7％）が半数以上を占めていた。
年代別にみると、若いほど「価格重視」が多く、高齢になるほど「距離重視」になる傾向がわかる。「価格重視」は20代は77.9％なのに対し、70代は53.3％と24.6ptの差があった。
出かけるときの移動や交通混雑、駐車場探しは、多くの人にとってストレスになっていることが判明。
アキッパでは、今年4月から週末や長期休暇など混雑する時期の「駐車場混雑予報」の発表を始めた。（※1）事前に混雑を把握し対策をしてから向かうことで、お出かけ時の困りごとを減らしていくことに貢献したいと考えているとのこと。
※1 アキッパ「駐車場混雑予報」を開始 ～天気予報のようにお出かけ前にチェックして混雑回避へ～
調査概要
調査主体：akippa株式会社
調査方法：アンケート調査
エリア：全国
有効回答数：23,018
対象：アキッパユーザー
調査対象期間：2024年6月7日（金）～2024年6月14日（金）
※「駐車場予約アプリ アキッパ調べ」
構成／Ara
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