ナイキは、「ナイキ ジャム」と「ブレイキン アパレル コレクション」をNIKE.COM及び一部のNIKE販売店にて発売した。
日本、アメリカ、韓国代表キットは、8月1日からSNKRS、一部のNIKE販売店でナイキ ジャム フューチュラカラーはFALL 2024に発売予定だ。
ナイキが6年をかけて開発!パリオリンピックの新種目として注目のブレイキン用シューズ
ブレイカー(ブレイクダンスのダンサー)は、アートとスポーツの交差点で生まれたブレイキン(ブレイクダンス)という共通言語で自分自身を表現するカルチャーのトレンドセッターだ。
この夏、ブレイカーたちがパリオリンピックという世界最高の舞台に登場するのに先駆けて、ナイキは彼らの妥協のないスタイルを称えるためにデザインしたフットウェアとアパレルのコレクションを発表。
「ナイキ ジャム」ブラック×ガムカラー。1万5730円(税込)
コレクションの中心となるナイキ ジャムは、長年ナイキのスニーカーを使い続けてきたブレイカーのために特別にデザインされた初のシューズだ。
ジャムに加えて、ブレイカーに人気のナイキ スポーツウェアのアパレルも充実。長年にわたるナイキのコラボレーターでグラフィティ アーティストのフューチュラがデザインした新鮮なスタイルには、保護性と動きやすさを高める工夫が施されている。
ナイキ スポーツ研究所での徹底的なテストとあらゆるレベルのブレイカーたちから得た知見に基づき誕生したナイキ ジャムは、6年にわたるナイキのイノベーションの結晶だ。
ナイキ ジャムは、滑らかな競技用フロアだけでなくコンクリートやアスファルトでもアスリートの能力を最大限に引き出す。
ドロップインタイプのミッドソールフォームが、ブレイカーに十分な保護性とクッション性を提供。また、ラバーカップソールは、ブレイカーが優れたパフォーマンスを発揮するために必要な接地感を実現させている。
ブレイキン アメリカ代表のローガン”ロジスティックス”エドラは次のように話している。
「このシューズをブレイカーたちが気に入る理由はたくさんあります。ジャムはトラクションと耐久性が優れているため、練習やサイファー、リラックスしているときなどいつでも履きたいシューズです。
上下が逆になったスウッシュは方向転換や逆さまになるなどブレイカー特有の技によりアピールできる最もかっこいいディテールの一つです。このシューズは多くの方法で敬意を表しており、リフレクターやメッシュなどアッパーの異なる生地が素敵なアクセントになっています」
ナイキのデザイナーは、ダンスのルーツにも敬意を表しつつ、アスリートが自信を持って履けるユニークな機能性を持つスタイリッシュなシルエットを作り上げた。
「ナイキ ジャム」タン×ブラックカラー。1万5730円(税込)
ナイキ ジャムのブラック×ガムのカラーは、ヒップホップDJやMCが雰囲気作りにも使うターンテーブルとマイクなどの機材を、タン×ブラックのカラーは、ブレイカーが予測不可能な路面での衝撃から身を守るために使うダンボールをイメージしている。
3色目のホワイトとブラックはフューチュラとのパートナーシップによるもので、彼のアイコンであるブレイクトレインのグラフィティ作品を、エクスクルーシブなデザインに再構築している。
アスリートに貢献しようという姿勢は、アメリカ、韓国、日本の代表キットから、世界中のブレイカーやヒップホップファンのためのトップス、パンツ、アクセサリーに至るアパレルコレクション全体に見られる。
各国の代表キットには微妙な違いがあるものの、ナイキはグローバルな舞台でアスリートを結びつけることを優先し、まとまりのあるデザインを採用した。
ほとんどのアイテムの裏地には、”connecting souls across the world who move with the rhythm”(リズムに合わせて動く世界中の魂をつなげる)という言葉が記されている。
デザイナーたちは、パーカーの消耗の激しい部分には素材を2枚重ねたり、アパレルライン全体の袖やパンツの脚を長くして動きやすさを高めるなど、耐久性、動きやすさと機能性を念頭にコレクションを作った。
さらに、アスリートをドライで涼しく保つために、ナイキDri-Fit ADVテクノロジーも採用している。
コレクション制作にあたり、ナイキとフューチュラは高い評価を受けているフューチュラのいくつかの作品を再構築。
そしてブレイクトレイン、彼のスタジオの床のスプラッター、シグネチャー、アトムやキャラクターなどからインスパイアされた新鮮なデザインをコレクションに取り入れた。
フューチュラは次のように話す。「アスリートたちがこれらのアイテムを着こなしてくれることを楽しみにしています。
私たちは、生産とデザインという観点から可能性の限界に挑み、ナイキのみんながこのコレクションを可能な限り良いものにするために取り組んでくれました。
私たちは皆この成果に誇りを持っていますが、これは結局のところ、アスリートたちのためにやっていることなのです」
構成/Ara