お酒はそのまま飲んでもいいが、やはり「アテ」があることでその美味しさはより深みを増す。では、お酒を飲む人たちは、おつまみを選ぶときにどんなポイントを重視しているのだろうか?
紀文はこのほど、飲酒(ノンアルコールを含む)をする20~59歳の男女計360名(各180名)を対象に「お酒とおつまみに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
ここでは調査結果とともに、発酵料理家の真野遥さん監修による「お酒と練り製品のペアリング」も併せて紹介する。
飲酒する人の7割強が「お酒からおつまみを選ぶ」と回答
飲酒する人に「お酒に合わせて、おつまみを選ぶ」か「おつまみに合わせて、お酒を選ぶ」かを聞いたところ、77.3%が「お酒に合わせて、おつまみを選ぶ」と回答した。
おつまみを選ぶときの基準としても「お酒に合う」かが上位に来ており、飲みたいお酒を中心にメニューを組み立てていることが見て取れた。
よく飲まれていたお酒は「チューハイ」「ビール」「発泡酒・新ジャンル(第三のビールなど)」がトップ3
この半年でよく飲んだお酒を聞いたところ、1位が「チューハイ(サワー)(55.3%)」となり、以下「ビール(54.6%)」「発泡酒・新ジャンル(第三のビールなど)(27.6%)」と続いた。レモンサワーをはじめ、バリエーションが豊かなチューハイの人気の高まりを感じながらも、ビールテイストの根強い人気も見て取れる結果となった。
おつまみを選ぶときは「おいしさ」「お酒に合う」に次いで「価格」「すぐに食べられる」ことも重視
飲酒する人におつまみを選ぶときに重視するポイントを聞いたところ、「おいしさ(49.2%)」、「お酒に合う(43.8%)」に次いで、「価格(30.8%)」、「すぐに食べられる(30.3%)」が上位に入った。おつまみにおいては、およそ3人に1人がコスパだけでなく、タイパも重視していることがわかった。