青春の味ご当地パンランキング!
観光客向けのお土産ではなく、地元向けのお店などで購入できる「ご当地グルメ」。最近は旅行の際、そういった地元民に愛される味を求める観光客が増えている。中でも注目されているのが「ご当地パン」。いったいどんなパンなのか? 旅行情報誌『じゃらん』(リクルート)が発表した、全国の「青春の味ご当地パンランキング!」をチェックしてみることに。
1位だったのは長野県内の複数のパン屋さんで販売されている『牛乳パン』。パッケージや形状は各店舗で異なるが、共通しているのはレトロなデザインで、パンに真っ白のクリームがサンドされていること。一方2位の『のっぽパン』は静岡県内の「パンデロール」というパンメーカーが製造。県内の直営店やスーパーなどに卸している形だ。
これはランクインしたどのパンにも言えることだが、あくまでも地元民に愛されるソウルフードだからこそその土地の〝本質〟がパンには詰まっている。それが醍醐味なのだ。
木曽郡木曽町の「かねまるパン店」の『牛乳パン』。パッケージは先代の妻がデザインしたそう。
1978年より発売。長さ34cmパンの中にミルククリームが入る。ほかチョコやピーナツ味も。
滋賀県長浜市の「つるやパン」が1951年より製造。コッペパンにたくあんのマヨネーズ和えが挟まる。
取材・文/高山 惠