本物の航空機部品ならではの質感が楽しめる
JALエンジニアリング(以下JALEC)は「空を飛んだそのあと」をテーマに掲げ、航空機廃棄部品を活用した商品を2回にわたって横浜髙島屋で販売。航空ファンを中心に多くの来場者を集めた。
これを受け、新たな商品をラインナップに加えた第3弾が、同じく横浜髙島屋2024年7月24日より8月6日まで開催されることが発表された。
今回は本物の航空機部品ならではの質感や、整備士のアイデアと技が凝縮された商品に加えて、TOKYO ACRYL(有限会社三幸)が製作協力した商品の販売や、子供向けの職業体験イベントも行なわれる。
<販売概要>
場所/横浜髙島屋6階紳士雑貨イベントスペース
期間/2024年7月24日(水)〜8月6日(火) ※最終日午後6時閉場
内容/航空機廃材を活用した商品の販売 ※売り切れ次第終了
主な販売商品
※一部商品のみを掲載。店頭にはその他の商品も用意される。
(1)ボーイング 767 IDG ピストンキーホルダー
ボーイング 767型機のエンジンに搭載されているIDG(Integrated Drive Generator)と呼ばれる発電機の部品から製作したキーホルダー。ワンポイントとして取り外し可能な鶴丸メダルも付いている。
(2)ライフベストポーチ
定期交換のため、未使用のまま航空機から取り外されたライフベストがポーチに生まれ変わった。特徴的なイラ ストはそのままに、ランヤードと呼ばれるライフベストを膨らませる際に使用する引き手部分を、取り外し可能なチャームに仕上げている。
(3)キャビンウィンドウラウンドキーホルダー
キャビンウィンドウ(※)から製作したラウンド型のキーホルダー。キャビンウィンドウを使った別の商品を製作する際に出る端材も使用している。「捨てる部分を極力少なくしたい」という思いで整備士が製作した商品。
(※) キャビンウィンドウは、機外側と機内側の2枚1セットで機体に取り付けられている。本商品は、機内側のキャビンウィンドウを使用している。
■TOKYO ACRYL とのコラボ新商品
これまでに7100種類以上の独自のアクリル板を製作。アクリルの再資源化にも積極的に取り組む TOKYO ACRYL(有限会社三幸)の協力を得て、新商品を製作した。
それが航空機に使用していたボルトやワッシャー、ベアリングなどの小さな部品を使用して、アクリルの端材と一緒に封入したシャカシャカキーホルダーと、航空機に搭載されている電装系部品をセレクトしたパーツディスプレイだ。
シャカシャカキーホルダー(エンジンデザイン)100個限定
シャカシャカキーホルダー (高度計デザイン)100個限定
シャカシャカキーホルダーは、エンジンデザインと高度計デザインの2種類を製作。小さいながらも部品の重量感を感じられる商品となっている。
パーツディスプレイ 20個限定
パーツディスプレイは、機内エンターテインメントを操作する客室の各座席横に設置されている PCU(Passenger Control Unit)と呼ばれる機器のコネクター部分に使用されていた7色のワイヤーなどが入っている。
※全商品、数量限定。先着順。売り切れ次第終了。商品に使用している部品は航空機廃材やアクリル端材のため、ひとつひとつ種類、形状、色合い、大きさなどが異なる。
おしごと体験イベント
場所/横浜髙島屋6階 紳士雑貨イベントスペース
期間/2024年7月27日(土) 午前11時〜、午後1時〜、2時〜、3時〜 ※各回約30分、1 回あたり3名
対象/小学4〜6年生
内容/「航空整備士のおしごとを体験してみよう!」
JAL エンジニアリングの整備士と一緒に、どのように航空機を点検しているのか、その一部体験できる。
URL/https://www.takashimaya.co.jp/yokohama/
※定員に達し次第、予約受付は終了。
関連情報
https://www.takashimaya.co.jp/yokohama/
構成/清水眞希