異性の「身だしなみ」への意識は女性20代と30代で格差あり
今回の調査結果で男女が選択した上位5項目について、調査対象である20歳~34歳の年代別(5歳刻み)の回答状況の違いについて<男性回答>と<女性回答>それぞれの内容をみてみると、男女間、年代別で「NGである」という意識に大きな違いがあることが見えてきた。
まず、男性の場合では上位回答5項目の回答ボリュームの構成比は、20歳~24歳、25歳~29歳、そして30歳~34歳の3つの年代層(5歳刻み)でそれほど大きな違いはない結果に。
異性の「香水の強い香り」へのNG意識についてのみが、20代前半が30代前半と比較して若干低い(8.2pt)結果となった。
一方で、女性の回答ボリュームについては、回答選択肢によっては20代前半と30代前半で大きな差異があることが回答結果から読み取れる。
「香水の強い香り」の選択肢の回答ボリュームについては、30代前半女性では、39.4%がNG意識をもっているという結果に対して、20代前半では29.7%の回答ボリュームとなり、その差は9.7ptとなった。
また、「ムダ毛の未処理」の選択肢については、30代前半女性の22.7%に対して、20代前半では36.5%がNG意識をもっていることが判明。
そして3番目に年代別で違いがみられたのは、「素肌にワイシャツ」という選択肢で、20代前半では12.9%に対して30代前半では23.2%というボリューム結果で、その差は10.3ptという結果に。
この女性の年代層による回答ボリュームの違いの理由は、この調査だけでは把握することはできないが、一般的に年代的に社会経験においては10年前後の開きがあることから、そういった経験上による意識の変化などが影響しているかもしれない。
これらの調査結果からいえることは、夏のNGな「夏の身だしなみ」への意識は、男性では20代~30代においては、年代にかかわらず同じ意識を持っているという傾向にあるということ。
一方で、女性に関しては、20代前半と30代前半の意識に一定の開きがあることがら、男性は女性の年代別の夏の「身だしなみ」についての意識について少しは心得ておくことができれば、夏のムーズな異性間コミュニケーションにつなげることができるかもしれない。
調査概要
調査名:独身男女の異性の気になる「夏の身だしなみNG」に関する調査
調査地域:全国
調査対象:独身男女20歳~34歳
調査方法:インターネットを利⽤したクローズ調査
調査日:2024年7月3日(水) ~ 7月6日(土)
調査主体:株式会社オーネット
回答数 :全体:1,464人 (男性:750人、女性:714人)
※男性 20~24歳:253人、25~29歳:252人、30~34歳:245人
※女性 20~24歳:263人、25~29歳:253人、30~34歳:198人
※調査結果の数値は小数点第 2 位以下を四捨五入しているため、合計で100%にならないことがある。
関連情報
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構成/Ara