ソニーは、同社が展開するテレビブランド「BRAVIA(ブラビア)」の2024年モデルを発表。4シリーズ12機種の4K液晶テレビ・有機ELテレビを2024年8月10日から順次発売する。ラインナップは以下のとおり。
・Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビ「BRAVIA 9(XR90)」シリーズ
K-85XR90(サイズ:85V型/発売日:8月10日/市場想定価格:1,100,000円前後)
K-75XR90(サイズ:75V型/発売日:8月10日/市場想定価格:825,000円前後)
K-65XR90(サイズ:65V型/発売日:8月10日/市場想定価格:660,000円前後)
・Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビ「BRAVIA 7(XR70)」シリーズ
K-85XR70(サイズ:85V型/発売日:8月31日/市場想定価格:715,000円前後)
K-75XR70(サイズ:75V型/発売日:8月31日/市場想定価格:550,000円前後)
K-65XR70(サイズ:65V型/発売日:8月31日/市場想定価格:440,000円前後)
K-55XR70(サイズ:55V型/発売日:8月31日/市場想定価格:352,000円前後)
・QD-OLEDパネル搭載4K有機ELテレビ「A95L」シリーズ
XRJ-65A95L(サイズ:65V型/発売日:8月10日/市場想定価格:770,000円前後)
XRJ-55A95L(サイズ:55V型/発売日:8月10日/市場想定価格:605,000円前後)
・4K有機ELテレビ「BRAVIA 8(XR80)」シリーズ
K-77XR80(サイズ:77V型/発売日:8月31日/市場想定価格:935,000円前後)
K-65XR80(サイズ:65V型/発売日:8月31日/市場想定価格:550,000円前後)
K-55XR80(サイズ:55V型/発売日:8月31日/市場想定価格:418,000円前後)
クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」を12機種すべてに搭載!
今回発売する12機種は、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる画質を実現し、自宅での映画鑑賞をより豊かにする商品群。フラッグシップモデルである「BRAVIA 9」シリーズは、新開発のLEDドライバーを搭載しており、より緻密にMini LEDバックライトを制御することで、きめ細やかで明暗がはっきりした描写を実現。音響面では、テレビ本体のスピーカーに、壁と天井に反射させた音を上方向から届ける「ビームトゥイーター」を新たに追加し、音の立体感やクリアさを強化した。
さらに、新モード「Prime Video 画質モード」を含む、クリエイターが意図した映像を忠実に再現できる「スタジオ画質モード」を12機種すべてに搭載。「スタジオ画質モード」はいずれも、コンテンツ配信サービス事業者との協業で開発した4Kブラビア独自の画質モードで、新搭載の「Prime Video 画質モード」では映画やスポーツなどさまざまなコンテンツの信号をテレビが識別し、最適な画質に自動調整する。
■「BRAVIA 9」シリーズの主な特徴
ピーク輝度を最大約1.5倍(※1)に高め、これまで発売した4Kブラビアの中で最も高い輝度を実現。高い輝度を必要とするシーンでも、色鮮やかに細部まで忠実に描き出せる。
また、高密度に配置したMini LEDバックライトをコントロールする、独自のLEDバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載。LEDバックライトの分割数が最大約3倍(※1)に増えたほか、ソニーセミコンダクタソリューションズと共同開発した新LEDドライバーを搭載し、より緻密で正確なバックライト制御を実現。これらにより、きめ細やかな明暗の描写とコントラストの高い映像表現を可能にした。
音響面では、音を壁と天井に反射させ、上方向から音を届ける「ビームトゥイーター」を新たに搭載。テレビのフレーム自体を震わせて高音域の音を前へダイレクトに届ける「フレームトゥイーター」とあわせて、立体感ある音の広がりや声のクリアさ、定位感が向上し、映像と音の一体感を高める。
※1 「X95L」シリーズ(2023年発売モデル)と比較した場合
■「BRAVIA 7」シリーズの主な特徴
2023年発売のフラッグシップモデル「X95L」シリーズと同じバックライト制御技術「XR バックライト マスタードライブ」を搭載。加えて、LEDバックライトの分割数やピーク輝度においても、「X95L」シリーズと同等の性能を有している。さらに、人気の高い55V型モデルを新たに加えることで、Mini LEDバックライト搭載4K液晶テレビの選択肢を拡充した。
■「A95L」シリーズの主な特長
従来機種の「A95K」シリーズとの比較で、ピーク輝度が最大2倍に向上。QD-OLEDパネルの純度の高い発色と、プロセッサー「XR」の映像処理技術「XR トリルミナス マックス」を掛け合わせることで、より明るく鮮やかな色彩を繊細に表現できる。
■「BRAVIA 8」シリーズの主な特徴
プロセッサー「XR」により、「BRAVIA 8」シリーズの有機ELパネルの能力を最大限に引き出し、ピーク輝度を最大1.2倍(※2)に向上。明暗がくっきりとした高コントラストな映像表現を可能とする。また、壁掛けにも適した薄さで、リビングに溶け込む美しいデザインを実現した。
※2 「A80L」シリーズ(2023年発売モデル)と比較した場合
関連情報
https://www.sony.jp/bravia/
構成/立原尚子