数百円から手に入る即売コーナーが楽しい!
左側には、同展に参加した28人の作家の消しゴムはんこ即売コーナー。一般的なアート作品と違い、消しゴムはんこは気に入った作品を手軽に購入できる価格帯なのも魅力。宝探しをしているような楽しさがあった。
値段は数百円前後がボリュームゾーンで、大きさなどによって千円台のものもある。
その先を時計まわりに進んでいくと、ポストカードコーナー。
面白いのは、消しゴムはんこの彫った面と、それを押した作品の両パターンのポストカードがあることだ。比較して見ると、「これがこうなるのか!」「ここはどうやって彫っているんだろう?」と興味がつきない。そして完成した作品ばかりでなく、彫った面にもまた独特の美しさがあることに気づかされる。
ワークショップに、はんこガチャ、お名前はんこオーダーコーナー!
単なる展示にとどまらず、消しゴムはんこを楽しめるいろいろな企画コーナーも充実していた。そのひとつが、同展参加の作家に、イラスト入りの自分の名前の消しゴムはんこを彫ってくれる「おなまえはんこ」コーナーがある(1,300円)。
おなまえコーナーに参加する作家は日替わり。取材当日は、前述の「夕焼け」の作家、エピリリさん
エピリリさんに「猫と名前の組み合わせで」とリクエストして作ってもらった、オリジナル消しゴムはんこ。かかった時間は20分~30分くらい
会場中央には、インストラクターに手伝ってもらいながら消しゴムはんこ作りが体験できる「ワークショップコーナー」(参加費1,100円)。
自分で考えた図案を消しゴムにトレースして彫っていく。彫り方はもちろん、インクの付け方、押し方にもきれいに仕上げるコツがあり、ていねいに教えてくれる
右下が、ワークショップに参加した初心者が作った消しゴムはんこ。同展に参加している作家さんの消しゴムはんことコラボした布製トートバッグが完成して、参加者は大感激していた
出展している28名のうち、25名の作家の消しゴムはんこを全部押せる「記念スタンプ」コーナー(550円)
出展している作家のはんこが当たる「はんこガチャ」(330円)
今すぐ消しゴムはんこ作りが始められる、スターターキットも販売