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世界最軽量のモバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」使い倒しレポート!上下デュアルスタイルの使い勝手は?

2024.07.23

ノートパソコンブランドでお馴染みのVAIOが、初のモバイルディスプレイ「VAIO Vision+ 14」を2024年7月4日に発売した。ちょうどVAIO社がソニーから独立して10周年となる節目の年に、世界最軽量の約325gをうたって市場に投入してきたのだ。

このモバイルディスプレイを使うと、いったいどれほど生産性が高まるのだろうか。気になってしょうがないので、実際に「VAIO Vision+ 14」を手に入れてみた。

普段は一般企業のビジネスパーソンとしても仕事をしている筆者が、リモートワーク環境で使い倒してみたので実機レビューをお届けしよう。

自宅やオフィス環境でも出先のリモートワーク環境でも“上下デュアル”が便利

 外付けディスプレイを使う場合は、ノートPCの左右に設置する使い方がまず思い浮かぶのだが、このモバイルディスプレイは、カバースタンドと組み合わせると上下デュアルで利用できる。

 上下デュアルでは視線を左右に振る必要がなく、2画面の便利さが実感できる。例えばZoomなどでオンライン会議する際、会議メモや手元資料を表示しながら、会議相手が画面共有してくる映像も同時に視聴できる。

 商談などで相手がクライアントとなるシーンでも、顔を左右に振る機会がなくなり、失礼に思わせてしまうこともなくなるだろう。

 VAIO Vision+ 14の利用時に限った話ではないのだが「上下デュアル」ディスプレイ環境を体験したことがないならば、一度は試してみてもらいたい。

■VAIO Vision+ 14 に付属のカバースタンド(縦置き)での接続イメージ

付属のUSB Type-CケーブルでノートPCとVAIO Vision+ 14を接続するだけで使い始められる。デュアルディスプレイの設定はWindows 11だと、他のディスプレイを接続したときと同じく「設定」→「システム」→「ディスプレイ」でできる。

■スペック表:ビジネス用の13~14インチノートPCとほぼ同じ大きさ

背面部はカーボンファイバー製で、約325gの世界最軽量の軽さは圧巻である。ノングレア液晶で目に優しく、会議室に移動するときなども、ノートPCや会議資料と一緒に持ち運んでも全く邪魔にならない大きさだ。

■最薄部3.9mmのディスプレイ本体はバッグの中でも邪魔にならない

一般的なA4型のビジネスバッグの中に、付属のカバースタンドと一緒にバッグに入れても、ノートPCや資料バインダーなど他の物が余裕で入る。約1kgのノートPCと一緒に入れた状態でも、体感重量はあまり変わらなかった。

■上下デュアルと左右デュアルの使い方比較

◇上下デュアルの場合:付属のカバースタンドで安定して使える

カバースタンドの高さは固定なので細かい上下調整はできないが、デュアルディスプレイとしての使い勝手に支障はないレベル。スタンドの安定性も悪くない。実際にオンライン会議で使ってみたところでは、VAIO Vision+ 14側に会議アプリZoomの画面を表示して、ノートPCのディスプレイでメモを取る使い方が快適だった。参考までノートPCは、13.4型の16:10液晶(機種:Summit-E13/MSI)であり、一般的なビジネス用ノートPCのディスプレイと同じサイズである。

◇左右デュアルの場合:Type-C端子が近いとケーブルの取り回しで若干戸惑う

左右デュアルでは、カバースタンド不要で横置きし自立スタンドが使える。2人以上での会議シーンで、相手に画面を見せながら話したい場合は左右デュアルが便利だ。

VAIO Vision+ 14を横置きした場合はType-C端子が右側に来る。このときノートPCの端子と近い場合は、ケーブルの取り回しを上手く行わないとVAIO Vision+ 14の下にケーブルを嚙ませてしまい、底面をグラつかせてしまう点に注意したい。

◇動画再生では、表示遅延など感じることなく快適に視聴できた

VAIO Vision+ 14で動画を再生したものをiPhoneで動画撮影し遅延度合いを確認した。音声はPCのスピーカーで再生している。元動画と比べて特に違和感なく再生できている。

■テレワークブースの幅が狭い机では上下デュアルが捗る

リモートワーク時や、移動中や外出先での急な会議に役立つテレワークブースでは、一般的に机の大きさが幅70cm×奥行45cmほどで空間のゆとりが少ない場合が多い。

この机上では、13~14インチノートPCとならば、VAIO Vision+ 14を左右デュアルでも置くことができた。写真ではわかりにくいのだが、ノートを取ったり紙資料を見たりしながら作業や会議をするには手狭感が強かった。(以下写真)。

■テレワークブースで左右デュアルにした場合

紙ノートにメモを取りながら会議をしていて、ノートPCの位置を少しでも変えようとすると、VAIO Vision+ 14を机から落としてしまう怖さがあった。机上が狭い空間ではやはり、上下デュアルに設置したほうが、ノートに書き込みながら思考したいときでも万全だ。

■(参考)テレワークブースの外観と机

撮影場所:テレキューブ トレードピアお台場

駅の改札横やオフィスビルのエントランス近くでよく見かけるテレワーク用のブースは、外観の大きさイメージに比べて、実際の机の大きさが狭く感じる。ノートPC1台とA4紙ノートを見開きで置けるくらいだが、圧迫感が狭さを助長しているようだ。

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