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ディフューザーの上手な使い方とは?覚えておきたい種類と選び方

2024.08.21

近年流行したディフューザーですが、言葉になじみのない方も多いのではないでしょうか。

ディフューザーは香りを楽しむのに必要なアイテムで、多くの商品があります。

ディフューザーの種類や選び方、基本的な使い方などを紹介するので、参考にしてみましょう。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったものを選択することが大切です。

ディフューザーとは何か?

 

アロマテラピー

(出典) pixta.jp

さまざまな香りを拡散させ、部屋を心地よい空間にできるのがディフューザーです。まずは、ディフューザーの役割を理解しておきましょう。

香りを楽しむためのアイテム

ディフューザー(diffuser)は『拡散させるもの』という意味があり、エッシェンシャルオイル・アロマオイルなどの香りを拡散して楽しむためのアイテムです。良い香りにはストレスの軽減効果や、集中力をアップさせる効果があるため、部屋にディフューザーを置いて楽しむ人が増えています。

オイルの原液を気化したり、霧状に噴射したりと、香りを広げる仕組みはディフューザーによって異なります。購入する際には、使用環境に適した仕組みの商品を選ぶことが重要です。

■エッセンシャルオイルとアロマオイルの違い

オイルにはさまざまな種類がありますが、香りを楽しむ場合はエッセンシャルオイルやアロマオイルを使うのが主流です。両者は混同されがちですが、成分や用途などが異なるので、主な違いを押さえておきましょう。

エッセンシャルオイル(精油)は植物から抽出した天然成分でできており、アロマオイルはエッセンシャルオイルを化学成分やアルコールなどで希釈して作られています。100%の天然成分であるエッセンシャルオイルは、ほんの10mLでも数千円かかるのに対し、アロマオイルは数百円で手に入るのも違いの一つです。

なお、エッセンシャルオイルも含め、香りの付いたオイル全般をアロマオイルと呼ぶこともあります。

4種類のディフューザーの特徴

ディフューザーは大きく分けて、『気化式』『噴射式・噴霧式』『加熱式』『超音波式』の4種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。

気軽に使える「気化式」

気化式は、エッセンシャルオイル・アロマオイルなどの香りを、そのまま空間に拡散するタイプのディフューザーです。火や水を使わず扱いやすいのが特徴で、原液を気化するので、オイル自体の特性を存分に生かせます。コンパクトな商品が多く、トイレなどの狭い空間にも置きやすいのも特徴です。

具体的には、ボトルに入れたオイルにリードを挿し、香りを拡散するリードディフューザーをはじめ、石こうや素焼きの石にオイルを垂らすアロマストーンなどがあります。ファンを使って香りを拡散させるタイプも有名です。

香りをしっかり楽しめる「噴射式・噴霧式」

噴射式・噴霧式のディフューザーは、エッセンシャルオイル・アロマオイルの原液を噴射したり、霧状にして香りを広げたりするタイプです。

オイルを専用の容器に垂らして使うアロマドロップ式と、オイルボトルをセットしてスイッチを押すタイプ(ネブライザー式)の2種類があります。いずれも水を使用せずに原液を拡散させるので、芳香力が強く、カビや雑菌が繁殖しにくいのが特徴です。

火の揺らぎに癒やされる「加熱式」

加熱式は、エッセンシャルオイル・アロマオイルなどの原液を加熱して、香りを拡散させるタイプです。アロマポット・アロマランプとも呼ばれており、キャンドルや電気の熱で香りを放出するので、手軽に強い香りを楽しめます。

種類によっては香りの拡散力はやや弱いものの、キャンドルを使うものは、火の揺らぎを眺めてリラックスできるのが魅力です。ただし、火を使用するため、安全面には注意しなければいけません。

熱や火を使わない「超音波式」

超音波式は、エッセンシャルオイル・アロマオイルなどを垂らした水を超音波で噴射し、香りを拡散させるタイプのディフューザーです。器具が大きいと部屋全体にミストを放射できるので、広い部屋のどこにいても香りを楽しめます。

ただし、水で希釈したものを放出するため、香りはやや弱めです。カビや雑菌の増殖を防ぐため、小まめなお手入れも欠かせません。比較的安価に購入できる商品が多く、ディフューザーの中では主流になりつつあります。

ディフューザーの選び方と使い方

アロマディフューザー

(出典) pixta.jp

ディフューザーの選び方と、基本的な使い方も押さえておきましょう。まずは自分の目的と利用環境を明らかにした上で、どのタイプがベストか検討することが大切です。

目的に合う種類のディフューザーを選ぶ

ディフューザーは、使う場所や目的に合ったものを選択しましょう。例えば、しっかりと香りを感じたいなら噴射式・噴霧式、手入れの楽さを重視するなら気化式が適しています。

加熱式や超音波式だと、スピーカーやライト、タイマーなどの付属機能が付いていることもあります。コードレスタイプなら、家の中だけではなく車やテントなどでも使えて便利です。

インテリアになじむデザインのものを選ぶと、部屋が一気におしゃれな雰囲気になります。何のためにディフューザーを使いたいのかを明確にしてから、自分に合う商品を探してみましょう。

おすすめの置き場所と注意点

どの種類のディフューザーを選ぶにせよ、オイルの成分の変質を防ぐため、直射日光が当たらない場所で使うことが大切です。部屋の中でも風通しが良く、ディフューザーの周囲に風を遮るものが少ないところで使うようにしましょう。

自分の鼻の高さよりも低い場所に設置すると、良い香りを効果的に感じられます。

また、子どもの手の届かないところに置いたり、ペットを飼っている場合は使用を控えたりするなど、安全に使うための工夫も求められます。万が一の火災を防ぐため、火気のそばでの使用もNGです。

さらに、成分の劣化を防ぐために、直接エッセンシャルオイルやアロマオイルに触れないようにしましょう。トレーやコースターを下敷きにするなど、液垂れ対策も必要です。

ディフューザーでリラックス空間をつくろう

リラックスできる部屋

(出典) pixta.jp

ディフューザーは気化式や噴射式・噴霧式など、さまざまなタイプがあり、多くの商品がリリースされています。

ニーズに合ったものを選択し、安全・快適に使えるように工夫しましょう。直射日光が当たらない場所に置くなど、設置場所にも気を使う必要があります。

小さな子どもが触れられない場所に置くことや、ペットがいる場合はそもそも使用を控えることも大切です。環境に合ったディフューザーを使いながら、自分だけのリラックス空間をつくってみましょう。

構成/編集部

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