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新NISAを「つみたて投資枠」で運用している人の取引額は「1万円以上3万円未満」が最多

2024.07.16

今年の1月から開始され、半年以上が経過した新NISA。現在、どれくらいの人が口座を開設し、また、つみたて投資枠をいくらで設定している人が多いのだろうか?

oricon MEはこのほど、「2024年 オリコン顧客満⾜度調査 新NISA証券会社/銀⾏」と共に、同調査対象者6,028名(証券会社︓3,247名/銀⾏︓2,781名)に別途聴取し集計した『新NISA証券会社/銀⾏ 利⽤実態データ』を発表した。

口座開設の状況

証券会社/銀⾏で2024年1月1日から導入された新しいNISAの口座での資産運⽤や取引を⾏っている全国18~74歳までの実際の利⽤者 計6,028名(証券会社︓3,247名 / 銀⾏︓2,781名)に聴取した回答をもとに集計した『新NISA 証券会社/銀⾏ 利⽤実態データ』。

まずは、「口座開設の状況」について聴取したところ、「新NISAで初めて口座開設した」利⽤者の割合は【証券会社】では44.0%、【銀⾏】では49.2%となった。なお、2024年以前からNISA口座を開設していた人の割合を見ると、【証券会社】では「⼀般NISA」制度の利⽤者が39.0%と高い割合であることがわかった。

投資枠の利⽤状況

「投資枠(つみたて投資枠 / 成⻑投資枠)の利⽤状況」について聴取したところ、【証券会社】【銀⾏】
ともに「どちらも併⽤して運⽤」が過半数となった。ほとんどの年代で「どちらも併⽤して運⽤」が過半数となったが、【証券会社】の「60代以上」のみ「併⽤して運⽤」は43.0%に。「成⻑投資枠のみ運⽤」は42.7%と他の年代に比べて高くなっている。

担当者の対応有無

口座開設してから、担当者に対面・オンラインまたは電話・メール・チャットなどで、手続きや相談・問い合わせの対応をしてもらったなどの「担当者の対応有無」について聴取したところ、【証券会社】では「対応してもらったことはない」の割合が74.3%で最多に。【銀⾏】では、「営業担当者に対応してもらった」が51.6%で最も多く、以下「口座開設の窓口担当者に対応してもらった」が24.6%と続いた。なお、「対応してもらったことはない」の割合は、【証券会社】と【銀⾏】では50pt(ポイント)の差が見られた。

インターネット専業の証券や銀⾏なども増えているなか、【証券会社】の利⽤者は問い合わせ担当者や営業担当者と直接のやりとりが少ない⼀方で、【銀⾏】の利⽤者は、対応やサポート対応を受けている人が多いことがうかがえる。

検討時に参考にした情報

「検討時に参考にした情報」では、【証券会社】【銀⾏】ともに「公式(各社)のホームページ」が最も多かったものの、【証券会社】の年代別「10・20代」では「YouTubeからの情報」が23.5%と最も多い結果となった。

「60代以上」はほかの年代と比べて2番目と3番目に高い割合に違いが見られ、【証券会社】では「新聞広告・記事」、「テレビCM・番組」が続いている。なお、「参考にしているYouTubeチャンネル」をあわせて聴取したところ、おもに以下のチャンネルが回答に挙がった。

「両学⻑ リベラルアーツ大学」「節約オタクふゆこ」「BANK ACADEMY/バンクアカデミー」「【投資家】ぽんちよ」「たぱぞう投資大学」「⾺渕磨理⼦の株式クラブ」「『お⾦の雑学』ゆっくり解説」「ライオン兄さんの米国株FIREが最強」「株の買い時を考えるチャンネル」「中田敦彦のYouTube大学-NAKATA UNIVERSITY」「コアラ先生の時事ネタ祭り」…etc.

利⽤前に重視した点

「利⽤前に重視した点」について聴取したところ、【証券会社】は「投資できる商品の豊富さ」が42.4%、【銀⾏】は「投資できる商品のわかりやすさ」が32.7%でそれぞれ最多となった。なお、【証券会社】では「決済方法の豊富さ」や「ポイント還元率」、【銀⾏】では「問い合わせの際の担当者の対応⼒」も上位であることがわかった。

取引頻度(成⻑投資枠)

成⻑投資枠の「取引頻度」について集計したところ、【証券会社】では「1ヶ月に1回程度」の割合が32.1%で最も多く、「それ以下」が24.8%となった。⼀方、【銀⾏】では「それ以下」が39.1%で“3ヶ月以上ほったらかし”が最多に。次いで「1ヶ月に1回程度」が34.8%で続いている。【証券会社】【銀⾏】ともに成⻑投資枠では利⽤傾向がほぼ二分していることがうかがえる。

取引⾦額(つみたて投資枠)

つみたて投資枠の「(毎月の)取引⾦額)」について聴取したところ、【証券会社】【銀⾏】ともに「1万円以上3万円未満」が最も多く、【証券会社】では「10万円(以上)」、【銀⾏】は「3万円以上5万円未満」がそれぞれ続く結果となった。

つみたて投資枠 or 成⻑投資枠を運⽤していない理由

「つみたて投資枠」「成⻑投資枠」どちらか⼀方の投資枠について「取引・運⽤はしていない」と回答した【証券会社】【銀⾏】それぞれの利⽤者に「投資枠を運⽤していない理由」について聴取したところ、おもに以下のような回答が挙がった。

「資⾦不⾜」「まだ資⾦が準備出来ていない」「貯蓄が足りないから」「単純に運⽤する元手がないため」
「まだ商品の検討中。今後運⽤予定」「近いうちに運⽤する予定」「商品選択に迷っているから」「成⻑投資枠はまだ初心者でよくわからない部分が多いため」「積み立てのほうが安定していると思ったから」「今現状⼦供達にお⾦がかかり運⽤したいがそこにお⾦を回せないため」「魅⼒的な商品が無かったから」「年齢からつみたて投資は合わない」「⻑期的な運⽤に不安がある」「成⻑投資枠だけで⼗分だから」「⽼後の為の積⽴だけをしたいから」「今は株高の印象があるのと、投資はあくまで余剰資⾦でとの考えがあるため」「成⻑投資枠での投資・運⽤を⾏うつもりであるが、年始から株価が高騰し、投資できていない。投資時期をうかがって、いずれ投資したい」…etc.

《調査概要》 2024年 オリコン顧客満足度調査 『新NISA 証券会社/銀⾏』 利⽤実態データ
発表日︓2024/07/08 調査主体︓株式会社oricon ME 調査方法︓インターネット調査
サンプル数︓計6,028人(【証券会社】︓3,247人、【銀⾏】︓2,781人)
調査期間︓【証券会社】2024/4/5~4/15、【銀⾏】2024/4/5~4/22
定義︓2024年1月1日から導入された新しいNISAを取り扱っており、⾦融庁の認可を受けている証券会社/⾦融庁に登録されている銀⾏ ただし、対面での口座開設・取引のみに対応している証券会社/銀⾏は対象外とする
調査対象者 性別︓指定なし 年齢︓18~74歳 地域︓全国
条件︓証券会社/銀⾏で2024年1月1日から導入された新しいNISAの口座での資産運⽤や取引を⾏っている人 ただし、旧NISA口座のみを使⽤している人は対象外とする

出典:2024年 オリコン顧客満足度調査『新NISA 証券会社/銀⾏』ランキング

構成/こじへい

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