韓流ドラマやK-POPの影響により、日本で韓国文化に関心を持つ人が増えている。こうした潮流は日本のみならず他の国にも及んでおり、その中で「韓国語を学習したい」と考える人も世界規模で増加傾向にあるという。
英会話個人レッスンや、韓国語個人レッスンを提供する、オンライン語学学習プラットフォーム「Preply」はこのほど、韓国語の学習者が増えている理由や、その動機について調査し、その結果を発表した。
調査によると、プレプリーで韓国語の授業を受ける学生が49%増加しており、それは他の言語の年平均成長率より9%高いことがわかった。このような韓国語学習者の増加傾向は、特にヨーロッパで顕著に現れており、プレプリーを通じてヨーロッパ内で韓国語を学習する学生は、1年間で68%増加していた。
韓国語を学ぶ動機は?
プレプリー利用者の言語学習動機に関するデータを分析した結果、韓国語を学ぶ人の動機は、他の言語を学ぶ学生の動機と、明らかに違いがあることがわかった。
外国語を勉強する人全体のうち、28%が「キャリアや自己研鑽のために外国語を学ぶ」と回答しており、「趣味で言語を学ぶ」という人の割合は23%にとどまった。
一方、韓国語学習者の46%は、韓国語を学ぶ主な理由として「趣味」を挙げている。これは、キャリアなどに関係なく、韓国の言語や文化に対する好奇心などが大きな学習動機になっていることを表している。
このような結果から、韓国語学習者は、言語学習を通じて自分の趣味を深めたり、韓国文化への興味関心を満たすなどの目的を持っていることがわかる。