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フォルクスワーゲンが新型「Tクロス」「ティグアン」「パサート」「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」を発表、今年下期から順次出荷

2024.07.16

フォルクスワーゲン ジャパンは、「T-Cross(Tクロス)」「Tiguan(ティグアン)」「Passat(パサート)」「Golf(ゴルフ)」「Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)」の新型5モデルの下期における販売活動を開始し順次出荷を開始することを発表した。同社では、「ピープルズカー」としてのブランドの使命である、先進技術や高い品質を幅広いモデルに展開し、多様なパワートレインの選択肢を用意することで、より多くのユーザーのパートナーとなるクルマを提供していくという。

フォルクスワーゲンでは、2021年に発売を開始したフル電動SUV「ID.4」に加え、2025年にはID.シリーズ第2弾となる「ID. Buzz」の導入を予定。2050年までに脱炭素化社会が実現できるよう貢献する狙いがある。

一方で、ユーザーのニーズに応えられるよう、今回発表の5モデルに加え、今後も環境性能を高めた魅力的な内燃機関搭載モデルラインナップも引き続き強化していく「2ピラー ストラテジー(2本柱戦略)」を推進していくとしている。

新型「T-Cross(Tクロス)」

「Tクロス」は、充実した先進安全装備や、日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズと、実用性の高さなどが評価され、2020年の日本導入から3年連続で輸入SUV登録台数No.1(同社調べ)を獲得している。

今回、初めてのマイナーチェンジを経た新型「Tクロス」は、好評を博しているボディサイズはそのままに、安全性を向上させ、カラフルな新色3色を含む全8色のラインナップを設定するなどエクステリアをブラッシュアップし、内装も質感を大幅に向上した。

この新型「Tクロス」は、7月6日(土)より予約注文受付を開始し、9月下旬以降の出荷開始を予定している。

新型「Tiguan(ティグアン)」

「ティグアン」は、2007年に初代モデルを導入して以来、全世界で760万台以上の販売を達成。2019年以降はフォルクスワーゲン グループの最量販モデルであり続け、世界的に高い評価を得ている。

7年ぶりのフルモデルチェンジとなる3世代目の新型「ティグアン」は、従来のMQBアーキテクチャーの進化版であるMQB evoを採用し、上級セグメントの先端技術を惜しみなく投入。さらにパワートレインにおいても「Tiguan」として初となる1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、日本でも人気の高い2.0TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONを組み合わせた魅力的なラインナップとした。

この新型「ティグアン」は、今年9月より予約注文の受付を開始し、11月以降に出荷開始を予定している。

新型「Passat(パサート)」

「パサート」は1973年の発売以来、50年以上の歴史を誇るロングセラーで、フォルクスワーゲンの伝説的なベストセラー「ビートル」を超える3,400万台以上が販売されてきた。

9年ぶりにフルモデルチェンジされた9世代目新型「パサート」は、新型「Tiguan」と同じくMQB evoアーキテクチャーを採用。従来よりボディを拡張し、後席の居住性の向上に加え、荷室においても、ひとつ上のセグメントの中でも最大級の積載能力を有するなど、様々な用途・ライフスタイルに適応できる進化を遂げた。またパワートレインは、1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWD)と、2.0TDIクリーンディーゼルエンジンにフルタイム4WDシステム4MOTIONの組み合わせのほか、EVモードで120km以上もの走行を可能にするプラグインハイブリッドをラインナップしている。

この新型「パサート」は、今年9月より予約注文の受付を開始し、11月以降に出荷開始を予定している。

新型「Golf(ゴルフ)」/新型「Golf Variant(ゴルフ ヴァリアント)」

1974年のデビュー以来50年間、たゆまぬ進化を続けてきたフォルクスワーゲンのベストセラー「ゴルフ」は、実用ハッチバックのベンチマークとしてつねにコンパクトハッチバックの性能水準を引き上げ続けてきた。そして2021年、日本に導入した8世代目「ゴルフ」は世界的なトレンドである「電動化」、「デジタル化」、「運転支援機能の強化」の領域において飛躍的な進化をコンパクトカーセグメントに取り入れたモデルとしてセグメントをリードしてきた。

3年ぶりのマイナーチェンジとなる新型「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」は、インフォテイメントシステムを刷新するとともに、内外装をブラッシュアップ。特に上位グレードではイルミネーションつき「VW」エンブレムが精悍なフロントデザインをより一層際立たせている。さらにパワートレインは、2種類の出力をもつ1.5L eTSIエンジン(85kW/116PSまたは110kW/150PS)、先代に引き続き設定されるデュアルAdBlue噴射機構のツインドージングシステムを備えた2.0TDIエンジンがラインナップされる。またハッチバック伝統のスポーツグレード「GTI」には、2.0TSI 195kW/265PSエンジンが搭載される。

この新型「ゴルフ」「ゴルフ ヴァリアント」は、今年9月より受注活動を開始し、2025年1月以降に出荷開始を予定している。

関連情報:https://www.volkswagen.co.jp/

構成/土屋嘉久

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