サムスンからGalaxy AIを搭載したフォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold6/Flip6」が登場

2024.07.16

サムスン電子ジャパンは、新型フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」のSIMフリーモデルを2024年7月31日に発売する。価格は「Galaxy Z Fold6」の256GBモデルが249,800円、512GBモデルが267,800円、1TBモデルが303,800円、「Galaxy Z Flip」の256GBモデルが159,700円、512GBモデルが177,700円。

プロセッサーにはSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを採用！

「Galaxy Z Fold6」と「Galaxy Z Flip6」は、サムスンの折りたたみスマホ「Galaxy Zシリーズ」の最新モデル。Galaxy AIを搭載している点が最大の特徴で、これにより、さまざまなAI機能を利用することが可能となる。また、プロセッサーにはSnapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxyを採用。メモリは12GBを搭載し、ストレージは、「Galaxy Z Fold6」が256GB/512GB/1TB、「Galaxy Z Flip」が256GB/512GBを内蔵する。

↑「Galaxy Z Fold6」

↑「Galaxy Z Flip6」

■「Galaxy Z Fold6」の特徴

「Galaxy Z Fold6」は、約7.6インチのメインディスプレイと約6.3インチのカバーディスプレイを搭載した、横折りタイプのフォルダブルスマートフォン。大画面を最大限活用し、生産性を劇的に向上させるAI機能を備えている点が特徴で、「ノートアシスト」機能では、議事録作成のために、翻訳、要約、自動フォーマットを行うことが可能。文字起こし機能も追加され、Samsung Notes内で録音した音声の文字起こし、翻訳、要約を完結することができるようになった。

また、Samsung Notes6の「PDF翻訳」を使用すれば、PDF内の文章を翻訳することが可能。画像内amsungキーボードに新しく追加された「文章の生成」機能によって、シンプルなキーワードからメールやSNS向けの文章を簡単に生成することもできるほか、新たな「AIスケッチ」機能により、ギャラリーの画像やSamsung Notesで簡単な手書きのスケッチ描くだけで、洗練されたアート作品を創ることもできる。

さらに、最新のGoogle Geminiアプリがダウンロードでき、スマートフォン上の専属AIアシスタントとして使用することが可能、画面の角をスワイプするか「OK Google」や「Hey Google」と呼びかけさえすれば、Geminiが起動し、文章作成、学習、計画のサポートが受けられる。

加えて、「通訳」機能の新たな会話モードでは、両者が翻訳内容をそれぞれメインディスプレイとカバー画面で見ることができ、自然な対話を実現。新たに「リスニングモード」機能も追加され、講義やプレゼンテーションの聴講時などでも言語を理解することができるようになったほか、通話内容をデバイス上でリアルタイムに翻訳できる「リアルタイム通訳」は、サムスンの純正「電話」アプリのほか、一部のサードパーティ製アプリでも使用可能となった。

このほか、被写体を長押しするだけで移動、消去、拡大が行なえる「フォトアシスト」や、3Dアニメや水彩画といった様々なポートレートスタイルの作成が可能な「ポートレートスタジオ」なども利用することが可能だ。

■「Galaxy Z Flip」の主な特徴

「Galaxy Z Flip」は、約6.7インチのメインディスプレイと約3.4インチのカバーディスプレイを搭載した、縦折りタイプのフォルダブルスマートフォン。約5,000万画素の広角カメラと約1,200万画素の超広角カメラで構成するリアカメラを搭載した点が特徴で、約5,000万画素のセンサーは、2倍の光学相当ズームでノイズの無いクリアな画像を提供し、「AIズーム」によって最大10倍のズームで高度な撮影体験を実現する。

また、強化した「ナイトグラフィー」で、薄暗い場所でもより鮮明な映像を撮影できるほか、Instagramのアプリ内でナイトモード機能を使用して写真を撮影し、そのままアップロードや共有することも可能。さらに、AIが被写体を自動認識する新機能「オートズーム」も搭載する。