メルセデス・ベンツ日本は、ブランド唯一のカブリオレとなる「CLE 200 カブリオレ スポーツ(ISG搭載モデル)」を発売した。
快適なオープンエアドライブ
CLEカブリオレの遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは、室内のノイズレベルを大幅に抑制し、クローズ状態では室内の高い静粛性を実現。ソフトップの操作は停車中だけではなく時速60kmまで走行中でも可能で、作動時間は20秒以内で完了。急な悪天候時でも物理ボタンによる操作で素早くソフトトップを閉じることができる。
そしてフロントウインドウ上部のウインドウディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が、空気の流れを上方に高く跳ね上げると共に後方から室内への風の巻き込みを低減してくれる。またフロントシートに内蔵されたエアスカーフで首元を暖めることで、外気温が低い時でも快適なオープンエアドライブを楽しむことができる。
さらにフロントシートにはシートヒーターを備え、オプションのレザーエクスクルーシブパッケージを選択するとシートヒーターに加えシートベンチレーターが備わる。この遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップは、標準でブラック、オプションでレッド、グレーを用意し合計3色から選ぶことができる。
スポーティーなエクステリアデザイン
CLEカブリオレのフロントデザインは、立体的なスターパターンを採用したワイドなAシェイプのフロントグリル、僅かに逆スラントとしたシャークノーズ、スリムなフルLEDヘッドライト (デジタルライト)、空力性能に優れた力強いフロントエプロンが逞しくも美しい印象を与えている。また、ロングボンネットに配されたパワードームもフロントマスクのダイナミックな印象を強調している。
サイドは、ヘッドライト/リアコンビネーションランプからそれぞれ伸びる前後のライン、ドアパネル下部を後方に向かって僅かに上昇しながら貫くライン、これら3本のラインが伸びやかなサイドの優美な曲面に絶妙なエッジを加えることで面の美しさを強調。同時に力強く張り出した前後ホイールアーチを印象的に引き立てている。また、アルミホイールは標準で19インチ、オプションで20インチを用意。
そしてリアは、力強く張り出したフェンダーとスポーティなデザインのリアエプロン、左右を ダークレッドのトリムでシームレスに繋いだ2ピースデザインのスリムなリアコンビネーションランプが、上質で存在感のあるリアエンドを形成している。なお、今回導入するCLEカブリオレは、AMGラインエクステリアが標準採用され、力強くスポーティなスタイリングとなっている。ボディカラーは、マグノ(艶消し)カラーを含む9色から選択することができる。
エレガントなインテリア
一方インテリアは、12.3インチと11.9インチの2つの高解像度ディスプレイがコックピットを先進的かつ機能的に引き締めている。中央のメディアディスプレイは、ソフトトップ開放時に日光の差し込む向きが変わることで生じる光の反射を防ぐため、傾きを電動で調整する機能を備えている。
また、美しく独創的なライティングが車内の洗練された雰囲気を一層高めるアンビエントライトプレミアムを標準装備。64色からお好きなカラーを選べる他、複数のカラーを組み合わせた演出も可能となっている。さらに直接光と間接光の組み合わせが先進的に車内を彩るばかりでなく、アクティブブラインドスポットアシストの降車時警告灯としても機能する。
そしてCLE専用に開発されたフロントシートは、スポーティなデザインを採用した一体型スポーツシートとなりドライビングマインドを刺激する。シート素材は、標準でレザーARTICO(ブラック)、オプションで4色の本革内装を用意。なお本革内装を選択した場合は、マルチコントロールシートバックパッケージ(運転席・助手席)やシートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)も装備され、前席乗員に極上の快適性を提供する。本革シートには、夏場に熱くなりすぎないように太陽の赤外線を反射する特殊コーティングが施されており、ソフトトップを閉じた状態でも、涼しいシートのおかげで車内が熱くなることが少なくない。
また、オプションのBurmester 3Dサラウンドサウンドシステムと組み合わせると、フロントシートのヘッドレストに2つのスピーカーが配置され、合計17個のスピーカーによるサウンドを堪能することができる。
さらにCLEカブリオレは、強化されたボディシェル構造により、オープントップモデルでも高いレベルの安全性を備えており、剛性の高いAピラーにより、万が一の横転の際に生存スペースを確保することができる。また、後部座席用に新しく2つの独立したヘッドエアバッグを採用。衝突の影響を軽減するPRE-SAFE機能とエアバッグにより乗員を保護する。