気象庁によると、今年の日本の7~8月の平均気温は平年を上回り、猛暑となる見通しだ。今秋にかけて、海面水温が下がるラニーニャ現象が発生する確率が高いためで、自宅だけでなくアウトドアや作業現場などでの猛暑対策が必須。
加えて、大手電力10社が5月末に発表した7月請求分(6月使用分)の電気料金は、前月から346~616円ほど上がり、10社の内8社は過去最高額となる。このような状況下で、活用したいのが、節電しながら暑さ対策ができるアイテム。ここでは屋外や作業現場でも使える山善おすすめの猛暑対策アイテムを紹介する。
2024年夏はラニーニャ現象による猛暑で熱中症に要注意!
■「ELEIN」シリーズ
リチウムイオンバッテリーと太陽光エネルギー活用を組み合わせた、山善初のバッテリー家電シリーズ。バッテリー&充電器、ポータブル電源、ソーラーパネルを用意するほか、対応家電としてコンパクトクーラーや扇風機などをラインナップし、ソーラーパネルから得た太陽光エネルギーを活用しコンパクトクーラーや扇風機を使用することで、“電気代ゼロ”で涼をとることができる。もちろん、持ち運べるため、アウトドアや作業現場でも使用することが可能だ。
市場想定価格は、「リチウムイオンバッテリー YBD-5A」が12,000円前後(税込)、「急速充電器 YBC-3A」が3,000円前後(税込)、「コンパクトクーラー YBC-C04」が78,000円前後(税込)、「扇風機 YBF-A20」が10,000円前後(税込)、「工場扇 YBF-B40」が13,000円前後(税込)、「ポータブル電源 600W YPB-RS600」が72,000円前後(税込)、「ポータブル電源 1200W YPB-RS1200」(※7月中旬発売予定)が142,000円前後(税込)、「ポータブル電源 2400W YPB-RS2400」が220,000円前後(税込)、「ソーラーパネル60 YSP-M60」が20,000円前後(税込)、「ソーラーパネル100 YSP-M100」が31,000円前後(税込)、「ソーラーパネル7.5 YRSB-M75」が4,400円前後(税込)、「ソーラーパネル10 YRSB-M100」が5,500円前後(税込)。
商品詳細:https://book.yamazen.co.jp/lp/elein/
■「水冷服 DIRECT COOL PREMIUM」
ウェアの内側に張り巡らしたチューブに、凍らせたペットボトルなどで冷やした水を小型電動ポンプで送り込み、身体をダイレクトに冷やすことができる熱中症対策ウェア。機械熱などで熱い工場内や倉庫、屋外での作業やアウトドアのほか、無音のため野外フェスなどでも活用できる。
公式オンラインショップでの販売価格は23,800円(税込)。
商品詳細:https://book.yamazen.co.jp/product/detail/I00008834
■「クールレボリューション」
簡単に導入できる移動式の大型スポットクーラー。製造現場や物流倉庫などに向けた製品で、大掛かりな設置工事は不要なうえ、キャスター付きで必要な場所へ移動させ、人がいる場所だけを部分冷房することができるので、全体空調よりも初期費用とランニングコストを抑えることができる。ルーバー付きのスイング仕様とストレート仕様(ダクト取付可)の2機種をラインナップする。
価格はスイング仕様が1,895,000円(税別)、ストレート仕様が1,720,000円(税別)。
商品詳細:https://www.ipros.jp/product/detail/2000599851
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構成/立原尚子