フィラディスは、ワインセラーブランド「フォルスタージャパン」のフラッグシップシリーズ「Longfresh(ロングフレッシュ)」から、新モデル「ST-209」を2024年7月16日に発売する。
大幅な省エネと静音化を実現するインバーターコンプレッサーを搭載!
フォルスタージャパンのフラグシップシリーズ「ロングフレッシュ」は、日本国内の工場で熟練工が一台ずつ丁寧に組み立てた、高品質な日本製ワインセラー。安全性についても、日本のJET(一般財団法人電気安全環境研究所)の審査をクリアしている。
今回登場する「ST-209」は、そんな同シリーズとしては約5年ぶりとなる新製品。ユーザーからの要望の多かった中型サイズで、収納本数は74本、温度帯は1温度タイプ。本体カラーはホワイトとブラックの2色展開で、扉タイプはガラス扉と鋼板扉(ブラックのみ)の2タイプを用意する。
また、棚間隔を細かく調整できる可変式ラックを搭載し、付属のカゴを外すことで日本酒の一升瓶や四合瓶を立てて保管することも可能。ディスプレイ効果を高めるリバーシブル傾斜ラックも標準装備し、ラベルを見せて収納することもできる(全てのラックを傾斜ラックにした場合、最大収納本数はボルドーボトル換算で最大48本)。
性能面では、周囲の状況に応じて、時にはパワフルに、時にはやさしく効率的に冷却に必要な回転数を制御するインバーターコンプレッサーを採用しており、省エネ性を大幅に向上させるとともに、回転数を段階的に変えることにより静音化も実現。振動をより効果的に抑制できるため、ワインへの影響を最小限に抑えることも可能だ。
さらに、ファンモーターを使って加湿された冷気を循環させる方式であるファン式冷却方式を採用し、これにより、庫内温度の最適化と、扉の開閉による庫内の温度上昇や湿度の低下を抑制する。
このほか、過酷な夏場の周囲温度にも対応した使用環境35℃の安全規格のテストをクリアし、寒い冬場でも庫内温度の低下を抑制する加温ヒーターも搭載。
なお、ガラス扉タイプでは、ガラス表面に特殊な膜をコーティングすることで断熱性を高めたLow-E複層ガラスを搭載することで、ガラスを通じた庫内への熱の侵入を抑制するうえ、扉内部に専用のヒーターを内蔵することで、外気温と庫内設定温度の差から発生するガラスの結露も抑制する。
■製品仕様
■発売日
2024年7月16日(左開きは後日発売)
■価格
オープン価格(販売店参考価格は「ST-209G」(ガラス扉)が741,400円、「ST-209」(鋼板扉が605,000円)
関連情報
https://www.forster.jp/longfresh/
構成/立原尚子