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4K解像度で毎秒1250コマ撮影!フォトロンから小型軽量のハイスピードカメラ「FASTCAM Mini R5-4K」が登場

2024.07.12

IMAGICA GROUPのグループ会社であるフォトロンは、4K解像度(4096×2304画素)で1250コマ/秒、Full HD解像度(1920×1080画素)で5280コマ/秒の高速撮影を可能にした小型軽量ハイスピードカメラ『FASTCAM Mini R5-4K』を開発。2024年7月11日より発売を開始する(※)。
※価格は発売元まで直接問い合わせを。

開発の背景

民間企業の研究開発部門および大学・官公庁での最先端研究開発テーマにおいて、高解像度に対応したハイスピードカメラを用いた画像計測システムのニーズが年々増加している。

特に自動車安全試験においては高解像度だけでなく、不意の瞬断でも電源が確保される電源バックアップの要求や衝突時にかかる高いG(加速度)に耐えられる筐体、カメラ本体の設置自由度を上げる小型軽量化が求められているという。

このようなニーズに応えるべく、高い撮影性能をもつ同社製ハイスピードカメラ『FASTCAM Mini シリーズ』の4K解像度対応モデル『FASTCAM Mini R5-4K』が誕生。

従来の4K解像度対応モデル『FASTCAM Nova R5-4K』と比較しても、高解像度性能はそのままに筐体サイズを約60%縮小。さらに質量も約40%軽減したほか、2系統の電源供給により、思わぬアクシデントによる電源ケーブル断線時も継続稼働することが可能なマルチ電源対応を実現している。

『FASTCAM Mini R5-4K』の主な特徴

■4K解像度で1250コマ/秒、Full HDで5280コマ/秒の高速・高解像度撮影

『FASTCAM Mini R5-4K』は4K解像度(4096×2304画素)で1250コマ/秒、Full HD解像度(1920×1080画素)で5280コマ/秒、最高撮影速度は20万コマ/秒の撮影が可能。

従来機種(Full HD相当)と比較して縦横それぞれ約2.1倍の広範囲撮影が行なえるため、これまで複数台もしくは複数回の撮影が必要だった環境でも4K解像度であれば、1台・1回の計測範囲で撮影が実現する。

また、撮影したデータを後から拡大して見ても画像が荒くなることなく高精細に観察でき、解析精度も向上する。

■幅120.0mm、2.1kgの小型軽量密閉筐体

片手で持ち運びができる小型軽量ボディは最大100Gの耐衝撃性能を実現。さらに従来の4Kカメラ製品に比べ、筐体サイズを約60%縮小、質量も約40%の軽量化に成功した。

また密閉筐体で粉塵などによるカメラ内部への異物侵入を防ぎ、故障リスクを低減している。

■10GbE転送と2系統の電源供給

4K解像度の撮影データも10GbE(ギガビットイーサネット)でパソコンへ高速転送できる。

またマルチ電源を使用すると、思わぬアクシデントによる主要電源ケーブル断線時も、セカンダリー電源に自動的に切り替わって継続稼働できる。

■さまざまな撮影・計測に役立つ多彩な機能を搭載

・ランダムリセットトリガーモード : ダブルパルスレーザーとの同期に使用することでPIV計測に役立つ。
・可変周波数同期機能 : エンジンのクランク角度信号など、周期が不定期な信号との動機撮影が可能。
・ファン停止機能 : 微小体の撮影時に役立つ。

『FASTCAM Mini R5-4K』の主な仕様

関連情報
https://www.photron.co.jp/

構成/清水眞希

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