スマホが年々高性能化しており、電話やメールだけでなく、高負荷な3Dグラフィックスのゲームなども快適にこなせる端末が続々と登場しています。
中でも、アプリゲームを快適にプレイすることに特化した「ゲーミングスマホ」は、処理性能だけでなく、ディスプレイの美しさ、本体の発熱を抑制する機能、ゲームに最適化した独自機能などが注目されているジャンル。2024年には、日本でも「REDMAGIC 9 Pro」や「ROG Phone 8」といった製品が発売されています。
本記事では、この2機種に加え、AIを使ってゲームプレイも快適にこなせる「Galaxy S24 Ultra」の3モデルで、使い勝手を比較していきます。
REDMAGIC 9 Pro、ROG Phone 8、Galaxy S24 Ultraのスペックをチェック
まずは3端末の基本スペックについて簡単に紹介していきましょう。
REDMAGIC 9 Proは、約6.8インチ、解像度フルHD+、最大リフレッシュレート120Hzに対応したディスプレイを搭載。最大輝度は1600nitsです。メモリは12GB、16GBのいずれかで、バッテリーは6500mAh。本体質量は約229gとなります。
ASUSのゲーミングスマホであるROG Phone 8は、約6.78インチ、解像度フルHD+、最大リフレッシュレート165Hzのディスプレイを搭載。メモリは16GBで、バッテリーは5500mAh。本体質量は約225gです。
Galaxy S24 Ultraは、約6.8インチ、QHD+解像度、最大リフレッシュレート120Hzのディスプレイを採用。本体に格納されたSペンでの操作にも対応しています。メモリ12GB、バッテリーは5000mAhで、質量約233gとなります。
搭載チップセットはいずれもSnapdragon 8 Gen 3。ただしGalaxy S24 Ultraのみ、「Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy」というカスタマイズ版を採用しています。