渋谷駅周辺の回遊性が、劇的にアップする?
渋谷ヒカリエや渋谷スクランブルとくらべると、はるかに面積は小さいが、それだけに若者に特化したいさぎよさが、飲食店のラインナップから感じられた。また以前から、「渋谷駅前の再開発の成否は、回遊性にかかっている」とも言われており、一連の東急の施設がつながることで、渋谷駅周辺の回遊性が高くなることにも注目したい。
「SHIBUYAまちびらき2024」による、渋谷駅周辺の回遊性向上イメージ
画像提供:渋谷駅前エリアマネジメント
渋谷のセンター街界隈は若者が多すぎて、シニアには歩きにくい印象があったが、これらの施設まわりはデッキが完備していて、人通りもそれほど多くなく、ゆったりしていて歩きやすい。天気のいい日に、下の歩行者ネットワーク図を目安に一巡してみると、渋谷の“今”を感じられるかもしれない。
歩行者ネットワーク図
画像提供:渋谷二丁目17地区市街地再開発組合
取材・文/桑原恵美子