新カメラと新ライトにより、客のボタン操作なしで料理の受取を自動認識
トレイの上に配置された魚眼カメラとライトにより、トレイ上の物体の有無を検出できるようになった。
従来の「BellaBot」は、料理の受取後に客のボタン操作が必要だったが、「BellaBot Pro」は、客がトレイから料理を受け取ると、タスクが完了したことを自動的に認識。ボタン操作なしで次のタスクに進むことができる。
これで配達にかかるプロセスを効率化することができ、客の操作を減らしたり、配膳にかかる時間を短縮したりすることで、全体的な顧客満足度の向上が期待できる。
■新AIにより料理を認識し音声によるメニュー紹介も可能に
トレイ上の料理を認識し、音声案内を通じて料理の紹介をすることができるようになった。これにより、客の取り間違えリスクを低減できる。
AIにより、トレイ上の料理の形状、色、輪郭などの視覚的特徴を正確に学習することで、新たなレベルの接客を生み出し、こちらからも顧客満足度を向上させる。
■全方向性障害物回避で安全性が向上
3台のRGBDカメラや1台のレーザー光センサーに加え、新搭載の2台のフロントビューカメラによって、全方位を認識。車輪部の死角が減ったことで、安全性がさらに向上した。
■地面を投影するライトにより接近を警告
ロボットの進路を地上投影照明で照らし、接近を歩行者に警告することで、安全性を高め、衝突のリスクを軽減する。
■自動車に匹敵するサスペンションをさらに改良し安定性が向上
サスペンションの進化により、安定性がさらに向上した。
「BellaBot Pro」と「BellaBot」の製品概要
関連情報
https://www.pudurobotics.com/jp/products
構成/清水眞希