早まる夏日などの影響で早期化が懸念されている「夏バテ」。既に真夏のように暑い日が続いているが、夏バテを感じる時期について「早まっている」と体感している人はどれくらいいるのだろうか?
日本テトラパックはこのほど、全国の20代~60代の男女500名を対象に「早期夏バテ」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
ここでは、心療内科医の姫野友美氏による、早期夏バテの原因や夏バテ対策として豆乳がおすすめである理由と「たんぱく質の動植物バランス」の重要性についてのコメントも併せて紹介する。
1. 約8割(77.8%)の人が、「夏バテを感じることがある」と回答
調査対象者に「毎年、夏バテを感じることはあるか」と聞いたところ、約8割(77.8%)の人が、「夏バテを感じることがある」(毎年感じる・ほぼ毎年感じる・ときどき感じる)と回答した。
また、「夏バテを感じることがある」と回答した人に対し、「毎年、夏バテを感じる時期は早まっているか」と聞いたところ、「早くなっていると思う」と回答した人が約8割(77.4%)いることもわかった。
2. 今年すでに「夏バテを感じたことがある」人は半数以上(54.2%)
「今年に入って、夏バテを感じたことがあるか」という問いに対しては、約半数以上である54.2%の人が「今年、夏バテを感じたことがある」と回答した。夏バテは、一般的に8月の猛暑の時期に発症することが多いが、すでに今年に入って夏バテを感じた人がいるということは、早期夏バテの可能性も考えられる。
また、「今年、夏バテを感じたことがある」と回答した人のうち、夏バテを「6月ごろから感じている」と回答した人が約4割(38.8%)と最も多く、次いで「5月頃から感じている」という人が13.6%、「4月ごろから夏バテを感じている人」が1.8%という結果になった。
早い人は春ごろから夏バテを感じているが、今年において、すでに夏バテを感じている人の中では、本格的な夏に入る前の6月がもっとも多いようだ。夏バテが早期化していることも関係してか、「毎年夏バテを感じる期間は長くなっているか」という問いには、約8割(79.9%)の人が、「夏バテを感じる期間が長くなっている」と回答した。