関東甲信・東海・近畿地方は6月21日より梅雨入りし、低気圧の気候が続いている。こうした中、頭痛に悩まされている人も多いのではないだろうか?
クロス・マーケティングはこのほど、全国20歳~69歳の男女を対象に「頭痛に関する調査(2024年)」を実施し、その結果を発表した。
自分は「頭痛持ち」だと思う人は2割
「自分は頭痛持ちだと思うか」と質問したところ、「頭痛持ち」だと思うと回答した人は全体で21.0%を占めた。男女別で見ると、すべての年代で男性より女性のほうが「頭痛持ち」だと思う人が多く、女性の中でも若年層で高まり、20代女性では3割が「頭痛持ち」と回答した。
自分が頭痛持ちだと思う231人を対象に「いつごろから頭痛持ちだと思うようになったか」と質問したところ、「5年以上前から」が41.1%、「子どものころから」が32.5%となり、多くの人が5年以上前から頭痛に悩まされていることがうかがえる。
頭痛になることがある682人を対象に「どのようなときに頭痛になるか」と尋ねたところ、「肩や首のコリがあるとき」が39.7%で最多となり、以下「疲労を感じるとき」が37.8%、「寝不足のとき」が36.4%と続き、自身の体調や生活環境の乱れが原因と感じている人が多いことがわかった。
また、自分が頭痛持ちだと思う231人のみに絞ると、「雨天や台風など気圧に変化があるとき」が49.4%とほぼ半数を占めていた。
自分が頭痛持ちだと思う231人を対象に「頭痛にならないように気を付けていること」を聞くと、「適切な睡眠時間をとる」が38.1%で最多となり、以下「適度な運動・ストレッチをする」が29.0%、「リラックスできる時間をとる」が27.3%と続いた。
一方、自分が頭痛持ちだと思わない869人を対象に「頭痛持ちではない人が頭痛に対して思うこと」を尋ねると、半数近くが「頭痛持ちの人は大変そうだと思う」(47.0%)と回答し、「つらそうなときは、なるべく刺激しないようそっとしておく」と回答した人は13.6%で2番目に多かった。
<調査概要>
調査手法 :インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :20~69歳の男女
調査期間 :2024年6月21日(金)~22日(土)
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
構成/こじへい