アットホームラボ 磐前 淳子氏の解説
開業から1年が経過し新横浜線が定着したことで交通の利便性が向上した影響が価格や家賃の上昇率にも表れました。
相鉄沿線では、今年7月にいずみ野線「ゆめが丘」駅に大規模商業施設「ゆめが丘ソラトス」が開業するほか、住宅地の開発予定も多く、ファミリー層を中心とした更なる人口流入が期待されます。
神奈川県内では比較的価格が手頃なエリアとしてニーズがある相鉄沿線ですが、こうした開発は、他エリアからの流入促進だけでなく地元の若年層の流出抑制にもつながっていくでしょう。
調査概要
対象データ:不動産情報サイト アットホームで、相鉄線(本線・いずみ野線・新横浜線)の各駅を最寄り駅として登録・公開された物件(ターミナル駅の場合には相鉄線以外の沿線登録物件も含む)
調査期間:2022年1~3月と2024年1~3月の価格・家賃を比較
※重複物件はユニーク化
※新築戸建および中古マンションは円単位の平均値に基づく上昇率
構成/Ara