ネットワーク不要で500mまでの通信が可能に!トランシーバーと骨伝導イヤホンが一体化したギャザテックの2in1デバイス「Sgast 2」
2024.07.09ギャザテックは、多機能トランシーバー&骨伝導イヤホン「Sgast 2」の先行販売プロジェクトを2024年7月31日までGREEN FUNDINGにて展開中だ。7月3日時点で9995円(税込)から購入できる。
配送は2024年11月を予定。一般販売価格は1万2980円(税込)。
「Sgast 2」の製品概要
「Sgast 2」はトランシーバーモードとBluetoothモードを搭載して、さらにトランシーバーと骨伝導イヤホンをコラボレーションさせた次世代通信デバイスだ。
ネットワークやアプリなどは不要で、チャンネルを同調するだけで最遠500mまで通信が可能。骨伝導式設計のため、耳を塞ぐこともない。
このため周囲の音とトランシーバーの音を同時に聞くことができ、さらにIPX8防水仕様と、多彩なアウトドアシーンでの活躍が期待できる。
その主な特徴は以下のとおり。
■ハンズフリーで発声するだけで会話を開始
「Sgast 2」 を使用すると、「スタート」「オーバー」と発声するだけで、チームメンバーと会話を開始&終了することができる。
岩登りをしていて助けが必要な場合や、自転車に乗っていて道路状況についてチームメンバーに共有したい場合などに効果を発揮する機能だ。
■低消費電力なので長時間使用可能
500mAhのバッテリーを搭載しており、わずか約2~3時間程度でフル充電が完了。低消費電力設計のため、フル充電した場合はBluetoothモードで最大約18~20時間の使用が可能だ。また、トランシーバーモードでは最大約6~8時間使用できる。
■最長約500mの長距離まで通信が可能
「Sgast 2」はアンテナを外部にしたデザインを採用。そのため最長500mまで通信が可能になった、と同社では説明している。
アウトドアのライディングなどでチームメンバーが遠く離れてしまった場合でも、すぐ隣にいるかのようなコミュニケーションをサポートしてくれる。
■メンバー数の制限がない7チャンネルをサポート
「Sgast 2」は7つのチャンネルをサポートしているほか、各チャンネルにはメンバー数の制限がない。チャンネルを同調するだけで、グループメンバーとプライバシーで保護された安全な会話が実現する。
■2つのモードで音質体験が向上
一般的なヘッドセットは12mmドライバー1基だけの搭載となっているのに対して、「Sgast 2」は1つではなく2つの強力な16mmダイナミックドライバーを搭載。高品位な音質を提供してくれる。
さらにBassとNICAMこの2つの音響効果オプションを備えており、使用シーンによって自由に切り替えることができる。
たとえば、ジムや家でトレーニングしている場合は、Bassモードの低音で自分を励ます、という使い方だ。一方、仕事や読書中は、NICAMモードが作り出す静かで洗練された環境がおすすめ。
■5秒で自動的に電話に応答
ライディング中、両手を離せないときに着信があると、すぐには出られない場合が多い、
これに対して「Sgast 2」はスマホとペアリングしておけば、呼び出し音が5秒鳴っても電話に出ない場合、手動で操作する必要がなく、自動的に電話に応答して通話が可能になる。
■手軽なボタン操作
音楽を聞くとき、イヤホンのボタンをタッチするだけで、停止、起動、前/次の曲に移るなどの操作を簡単に実行できる。
■IPX8防水レベルで汗や雨も心配不要
防水レベルはIPX8を実現。運動時に汗をいても、雨の日や遊泳中に水中で使用しても全く問題はない。
「Sgast 2」の主な仕様
本体サイズ/150×115×45mm
質量/48.5g
Bluetoothバージョン/5.3
充電時間/約2~3時間
最大通信距離/500m
トランシーバー制御方式/音声、手動
周波数帯/422MHz帯
チャンネル数/7
防水レベル/IPX8
バッテリー容量/500mAh
使用時間/Bluetoothモード:約18~20時間、トランシーバーモード:約6~8時間
動作温度/-40度〜60度
関連情報
https://greenfunding.jp/gather-tech/projects/8351
構成/清水眞希