自分や家族がいつでも快適にスマホ・PCなどのデバイスをネットに接続できるよう、光回線を自宅に引いているという人は多いに違いない。では、光回線の中で特に人気の高いサービスはいったい何だろうか?
MMD研究所はこのほど、予備調査では18歳~69歳の男女7,000人、本調査では契約内容を把握している光回線でスマートフォンのセット割引を受けている219人とスマートフォンのセット割引を受けていない221人を対象に「2024年光回線に関する利用実態調査」を実施し、その結果を発表した。
自宅用にメインで契約しているインターネット回線は「光回線」が65.7%でトップ
18歳~69歳の男女7,000人を対象に、自宅用に契約しているインターネット回線について聞いたところ、「インターネット回線に加入している」が75.0%、「インターネット回線には加入していない」が6.9%、「どの回線に加入しているか分からない」が18.2%となった。
次に、インターネット回線に加入していると回答した5,247人を対象に、自宅用にメインで契約しているインターネット回線を聞いたところ、「光回線」が65.7%と最も多く、次いで「CATV(ケーブルテレビ)回線」が14.2%、「ホームルーター」が9.2%となった。
自宅の光回線契約サービス上位は「ドコモ光」「SoftBank 光」「auひかり」
自宅用に光回線(n=3,491)またはホームルーター(n=573)またはモバイルルーター(n=274)を契約している人を対象に、契約している各インターネット回線サービスを聞いたところ(光回線は単数回答、ホームルーターとモバイルルーターは複数回答)、光回線(n=3,491)は「ドコモ光」が18.0%と最も多く、次いで「SoftBank 光」が16.0%、「auひかり」が11.5%となった。
ホームルーター(n=573)は「SoftBank(で契約したホームルーター)」が45.5%と最も多く、次いで「docomo(で契約したホームルーター)」が17.5%、「WiMAX」が12.7%となった。
モバイルルーター(n=274)は「WiMAX」が35.0%と最も多く、次いで「楽天モバイル(で契約したモバイルルーター)」が13.5%、「SoftBank(で契約したモバイルルーター)」が13.1%となった。
次に、自宅用に契約しているインターネット回線の契約内容や支払額を把握しているか聞いたところ、85.8%が「把握している」と回答した。
自宅用に契約している光回線の契約内容や支払額を把握している2,846人を対象に、光回線を契約した理由を聞いたところ(複数回答可)、「セット割などで料金がお得になるから」が24.1%と最も多く、次いで「インターネット回線が安定しているから」が17.0%、「通信速度が早いから」が15.6%となった。