駅の事務室などを改装し、酒を醸造!
無人駅→醸造所
『haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET』
2020年、ICカード対応の改札機導入により無人化。人の出入りがなくなった駅の事務室や宿直室を改装し2024年2月に地元の酒造会社が入居。4月から駅舎内の醸造施設でお酒やノンアルコールドリンクの製造を開始。駅生まれの新酒はこの夏以降にデビュー予定。
醸造所の入った小高駅は福島県南相馬市にあるJR常磐線の駅。1日22本の普通列車が停車する。主な利用者は高校生だ。
駅は近くの高校の学生、醸造所スタッフ、全国各地から訪れる日本酒好きと、たくさんの人が訪れる施設となった。
港をビジネスの拠点にする新発想
船着場→シェアオフィス・コワーキングスペース
『SADO PORT LOUNGE』
[料]シェアオフィス 6か月39万6000〜46万2000円 コワーキングスペース1日利用券3300円
新潟市から高速船で約1時間。佐渡の玄関口、両津港は島内で一番大きな公共交通機関のターミナル。その建物の3階、大食堂だった場所を再活用したのがこちら。コワーキングスペースや貸会議室もあり、リモートワークがスムーズに進められる空間となっている。
シェアオフィスは全7部屋用意されているが、入居希望者が多く、現在は満室となっている。
取材・文/渡辺雅史
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年5月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。