全長4.3~4.4m前後、全高1.6m前後のクロスオーバーSUVでは意外と国内メーカーのモデルが少ない。サイズが異なるがトヨタの『ヤリスクロス』や『ライズ』、日産『キックス』がある。輸入車に目を移すと、まさに激戦区で、選択肢が多い。メルセデス・ベンツ『Bクラス』、フォルクスワーゲン『T-Rock』、プジョー『3008』、フィアット『500X』などが挙げられる。しかし、これらは車両価格が500万円前後と高額だ。比較的安いものと言うと、ルノー『キャプチャー』(370万円)、ヒョンデ『コナ』(400万円)、BYD『ATTO3』(440万円)あたり。ボディーサイズもコンパクトで扱いやすく先進安全機能も比較的充実している。車種もFF、4WDが用意されており、ガソリン、ディーゼル、EVも選べる。ファミリーカーのエントリーモデルとして予算的にも無理のない買い物になりそうだ。
トヨタ『ライズ』
日産『キックス』
取材・文/石川真禧照
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