キューサイでは、人生100年時代といわれる現代において、年齢に抗うのではなくありのままの自分を受け入れ、ココロ豊かに生きることを「ウェルエイジング」と定義。
同社はこの考え方を浸透・普及させることで、健康寿命の延伸だけでなく、年齢(エイジング)とポジティブに向き合い多様な生き方を認め合える社会の実現を目指している。
そこでキューサイは、“ウェルエイジングの浸透・普及”を目指し、全国アンケート調査『第1回 全国ウェルエイジング調査』を実施したので、結果をお伝えしよう。
最も前向きに年齢を重ねているのは70代!年齢を前向きに重ねられていないのは働き世代の50代男性とライフスタイルの変化が激しい20代女性
ウェルエイジング(カラダもココロも健康で前向きに年齢を重ねる)という考え方を提示した上で、現在実感している点数を自己評価してもらった結果を年代別で分析すると、男女ともに70代がTOPという結果に。
またその自己評価に至った理由を聞いたところ、男女ともに加齢によるカラダの悩みを感じつつも、趣味を楽しんだり、人とコミュニケーションをとることでココロはポジティブな状態にあることがわかった。
一方、もっともスコアが低かった年代には男女差が見られた。男性は50代がワーストで働き世代にあたる30~50代で右肩下がりに、女性は結婚・出産・仕事などでライフスタイルが変化しやすい20代がワーストとなり、前向きになれない理由には男女で違いがあることがコメントからもわかる。
前向きに年齢を重ねるヒントは「運動・人との繋がり」
スコアが高いグループの方の、カラダの健康スコア・ココロの健康スコアをそれぞれ分析したところ、スコアが高い人はカラダ・ココロの健康度も大きく高いという結果に。
中でもココロの健康度は高スコアのグループが低スコアのグループに比べて、約5.7倍高いとわかった。
カラダ・ココロ・見た目に対してご自身が感じている年齢について、スコアが高いグループ・低いグループで比較すると、すべての項目においてスコアが高いグループは低いグループに比べて自身の年齢より若いと感じていることが判明。
特にカラダ年齢に関しては低いグループに比べて1.60歳も若いと感じており、一番ギャップが大きい結果となった。
カラダの健康のために心掛けていることについて、スコアが高いグループ・低いグループで比較。
スコアが高いグループはジムやスポーツでカラダを動かすことや前向きなアクションを意識している一方で、スコアが低いグループは禁煙・禁酒での節制や、サプリなどに安心感を求めるケアを意識していることがわかった。
また、ココロの健康のために心掛けていることについても、スコアが高いグループ・低いグループで比較したところ、スコアが高いグループは「友人・家族・恋人と会う」「おしゃれを楽しむ」など人との繋がりを意識している一方で、スコアが低いグループは「好きなものを食べる」「買い物をする」などストレス発散を意識していることが判明。
■キューサイによる考察
「第1回 全国ウェルエイジング調査」第2弾の結果から、前向きに年齢を重ねる人の特徴が明らかになりました。
若年層と比べて、高齢な方のウェルエイジングスコアが高かったことから、エイジング(加齢)によるカラダの変化があったとしても、ポジティブな考え方ができれば、前向きに年齢を重ねることができるとわかります。
また、スコアが高いグループの傾向から、普段の心がけにもポジティブな傾向がみられました。
調査概要
調査期間:2024年2月16日~2月20日
調査方法:インターネットリサーチ
対象:4,512人(全国/男女/20~79歳)
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはならない場合がある。
※キューサイ調べ
関連情報
https://corporate.kyusai.co.jp/wellaging/
構成/Ara