マニアも注目Technicsとランボルギーニのコラボ
お互い約60年の歴史と音に対するこだわりから、TechnicsとLamborghiniがコラボして、ダイレクトドライブターンテーブル「SL-1200M7B」が誕生した。発売は7月12日、メーカー希望小売価格17万6000円。オレンジ、イエロー、グリーンの3色が登場する。スリップマットに入ったロゴなどの限定デザインに加えて、6台のV12気筒エンジンを搭載したスーパースポーツカーのエンジン音が録音されたピクチャーレコードが付属する。
シートのロゴと派手なカラーが目をひくTechnics「SL-1200M7B」
TechnicsとLamborghiniのダブルネームが入っている
LamborghiniとTechnicsのステッカーも付属する
ランボルギーニ・カウンタックを含む6台の名車のエキゾーストノーツが収められたピクチャーレコードが付属する
アナログに続き、CDもブームの兆しが
最近、CDプレーヤーの新製品をちらほら見かけるようになってきた。コンパクトでファッショナブルなモデルが主流だが、SHANLING「EC Smart」はデザインだけでなく音質も重視した設計だという。タテ置きでのCD再生に対応、電源はUSB-C接続で供給できる。イヤホン出力を搭載して、ヨコ置きもできる。7月か8月には発売予定で、価格は2万円前後になりそうだ。
SHANLING「EC Smart」は再生時にCDの回転が見えるデザインだ
SACD対応多機能プレーヤーSHANLING「SCD1.3」は同社の上級モデルで、AK4499EX+AK4191EQを使ったDACを内蔵、Bluetoothレシーバー、ネットワーク機能、バランス出力などを搭載する。
三洋電機製のピックアップレーザーを内蔵したトレー型ドライブを採用
ハイコスパで多機能のWiiMブランドの製品も勢揃いした。中でも有名なのが4月に発売されたアンプ内蔵のネットワークプレーヤー「WiiM AMP」だ。スピーカーと組み合わせるだけで、サブスク音源をストリーミングで楽しめる。サイズは「Mac mini」と同じでデザインのテイストも似ている。背面にはHDMI ARC、ライン入力、光入力、サブウーハー出力とスピーカー端子がある。残念ながらヘッドホン出力は非搭載だ。有線LANとWi-FiにBluetoothレシーバー機能もある。これで自宅のコンポやモバイル機器、スマホの音楽も再生できる。
「WiiM AMP」のフロントパネルにはコントローラーを兼ねたボリュームダイヤルがある
リアパネルには入出力が所狭しと並ぶ。スピーカー端子はバナナプラグ対応
WiiMのフラッグシップネットワークプレーヤーの新製品、「WiiM Ultra」は7月か8月には発売予定で、価格は6万円前後になりそうだ。DACとプリアンプ機能を搭載して、ターンテーブル、ヘッドホン、サブウーハー、アクティブスピーカーなどが接続できる。操作は3.5型のフルカラータッチスクリーンからもおこなえる。細かい設定や操作はスマホの専用アプリを利用する。DACはESS ES9038Q2Mを採用、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応する。
フラッグシップモデル「WiiM Ultra」もコンパクトなサイズを受け継いだ