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淡白な人は、冷たい、素っ気ない性格に思われがちだが、実はポジティブな面も持ち合わせていることも少なくない。
本記事では、淡白の意味や性格の特徴、恋愛における特徴などを詳しく解説する。淡白の正しい意味を知ることで、周りにいる淡白な人の良いところを新たに見つけられるかもしれない。ぜひチェックしてみてほしい。
淡白な人とは
さっそく、淡白の正しい意味について理解を深めていこう。
■淡白の意味
淡白とは、性格や態度がさっぱりしている様子、こだわりやしつこさがない性格やスタンスを指す。物事やお金などに執着せず、こだわりを示すことがないため、クールな印象を抱く人も少なくない。
本人からすると、単にこだわりや執着心がないだけだが、周囲からすると「自分は嫌われているのではないか」と勘違いしてしまう人もいるだろう。
■淡白な人の英語表現
「淡白」と直訳できる英単語はないため、淡白な人をどのような人物と捉えているかによって表現方法を変えると良い。
例えばクールな性格に重点を置くなら「Cool」、冷静な人であることを伝えたいなら「Dispassionate」、無関心な人と捉えているなら「Indifferent」といった具合に、どう淡白なのかを伝えるよう意識すると、日本語の細かなニュアンスを伝えられる。
【例文】
She is indifferent and cool about everything.
(彼女は何事にも無関心で、クールな性格だ)
■淡白な人の対義語
淡白の対義語は「濃厚」だが、人物を指す場合に「濃厚な人」とは言わない。「濃厚な味」など、人物以外を表現する場合に「濃厚」を使うと良いだろう。
淡白な人と正反対の人物を表す場合、例えば以下のような言葉が使える。
・情熱的な人
・執着心が強い人
・こだわりを持った人
・一生懸命な人 など
言い方によってはネガティブに捉えられる可能性もあるため、会話する際は十分に注意しよう。
淡白な人の特徴5選
「さっぱりした人」などとは言うものの、淡白な人は具体的にどのような性格をしているのだろうか。
ここでは、淡白な人の特徴を5つピックアップして紹介する。もちろん、傾向の話であるため、すべての淡白な人に当てはまるわけではない。あくまでも参考程度にチェックしてほしい。
■口数が少ない
淡白な人は、口数が少ないケースも珍しくない。コミュニケーションが苦手、面倒と感じる人もいるが、そうではなく、中身のない会話や、的を射ない発言には意味がないと考える人もいる。
相手のことが嫌いなわけではないものの、最低限の会話で終わってしまったり、リアクションが薄かったりすることから、中には冷たく感じる人もいるだろう。
■気分にムラがなく一緒に過ごしやすい
淡白な人は気分を顔に出すことが少ない傾向にある。また、こだわりを持たない、執着心がないといった性格から、出来事に感情が左右されることも少ないだろう。
感情の起伏が穏やかなことが多く、一緒に過ごしやすいのも淡白な人の特徴のひ一つだ。
■他人への興味が薄い
人は人、自分は自分という考えから、淡白な人の中には他人への興味が薄い人も多い。例えば他人に気になることを言われたとしても、「そういう考えの人もいるだろう」と割り切ることが得意で、他人についてあれこれと頭を悩ませることがない。
文字通りにさっぱりとした性格も、淡白な人の大きな特徴といえるだろう。
■論理的な思考
淡白な人は、私情や周りの意見、推測に流されることなく、物事を冷静に捉えるのが得意な傾向にある。誰に対しても公平な立場で物事を考えられるが、その偏りのない意見が、人によっては「厳しい」「冷たい」と感じることもあるだろう。
■言い合いになりにくい
淡白な人は、冷静で、かつ執着心がないため、意見が食い違ったり納得のいかないことがあったりしても、言い合いに発展しにくい。これ以上は話しても無意味だと判断すれば、反論せずすぐに気持ちを切り替えることができる。
また、感情的になることも少なく、激しい言い争いになるようなこともないだろう。
淡白な人の恋愛傾向
最後に、淡白な女性、淡白な男性の恋愛的な特徴も見てみよう。淡白な人には冷たいイメージがあるかもしれないが、ポジティブな特徴もある。
■愛情表現が少ない
淡白な人は感情を言動に表すことが少ない傾向にある。そのため、言葉やスキンシップでの愛情表現が少なく「本当に好きなの?」と心配になってしまう人もいるだろう。
記念日などへの関心も薄く、パートナーは寂しいと感じるかもしれない。記念日などの祝い事には本当に興味がない可能性があるが、愛情表現の少なさには照れくさい気持ちが隠れている可能性もある。
■浮気をしにくい
淡白な人は他人への関心が薄いため、パートナーがいるにも関わらず、他の人と新たに関係を持つとは考えにくい。嫉妬や束縛もなく、人によっては心地よく付き合えるだろう。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部