音漏れ抑制モードも搭載!片耳7.5gの軽量設計で最大12時間の連続再生を実現したAVIOT「Openpiece」シリーズのオープンイヤイヤホン「TE-H1」
2024.06.29プレシードジャパンは同社が展開するオープンイヤイヤホン「Openpiece」シリーズの最新モデルとして、「TE-H1」を2024年7月2日より発売を開始する。また発売に先駆け、2024年6月25日より予約受付を開始すると発表した。販売価格は1万6940円(税込)。
〝ながら聴き〟を快適に楽しめるオープンイヤイヤホン
「TE-H1」は耳をふさぐことなく、周囲の音を聞きながら音楽を楽しめるオープンイヤ型のイヤホン。オフィスや家事、ランニングなど、周りの音を聞きながらイヤホンを使用したい時に最適なモデルだ。
また、眼鏡のように耳全体でイヤホンを支える形状なので、装着時の負担が少なく、長時間使用しても疲れにくい設計。もちろん耳の中が蒸れやすいなど、耳穴を密閉するカナル型イヤホンが苦手な人にも快適に使える。
■7.5g の軽量設計とやわらかく耳に沿う〝ヘリカルイヤーフック〟を採用
イヤホン内部の音響設計と部品配置を可能な限り効率化することで、高音質でありながら片耳わずか7.5gの軽量設計を実現した。
さらに、耳を包み込むようなAVIOT独自の〝ヘリカルイヤーフック〟形状を新規開発。人間工学に基づいた設計に加え、素材には高強度な形状記憶合金とリキッドシリコンを使用しており、耐久性を保ちつつ極限までスリム化した。
このフックにより、着けていることを感じさせないほどの優れた装着感を実現。メガネやマスクなどとの併用も考慮され、耳への負担を可能な限り軽減した設計となっている。
■新開発14.2mm大口径ドライバーとオープン形状に特化した音響設計
「Openpiece」シリーズとして、数多くのオープンイヤ完全ワイヤレスイヤホンや骨伝導イヤホンを開発してきたAVIOTが、これまでに培ったノウハウを余すことなく投入。オープン形状に最適化された〝マルチダクト構造〟を開発した。
マルチダクト構造とは、ドライバー前方のメインダクトに加えて、ドライバー後方の音を活用して音の広がりをもたらすサブダクト、アコースティックインピーダンスを最適化しつつ音漏れを抑制するアッパーダクトを配置。
コンパクトな筐体ながら、正確な振動板駆動と最適な音響放射を実現する独自構造だ。
この構造と本機のために新規設計したハイブリッド振動板との組み合わせで、音漏れを抑えながらも、まるでスピーカーで聴いているような高音質と臨場感を実現しているという。
■新規設計のハイブリッド振動板
オープンイヤイヤホンに求められるパワーと最適な減衰率を両立するため、合成樹脂をパルプファイバーで補強したハイブリッドタイプを採用。低歪みでバランスの良い特性により、開放感を妨げない自然な広がりのサウンドを体感できると同社では説明している。
シーンに合わせて切り替えられる〝音漏れ抑制モード〟を搭載
〝マルチダクト構造〟の採用により、音を放射する方向をコントロールすることで、周囲への音漏れを可能な限り軽減。
さらに、電車で隣の席に誰かが座っている場合や、物音がほとんどない空間など、音漏れをできる限り抑えたいシーン向けに、タッチひとつで切り替え可能な〝音漏れ抑制モード〟も搭載した。
その結果、デフォルトである〝高音質モード〟から切り替えることで、音量はそのままに音漏れを低減させることが可能になった。
さらに、屋外やワークアウト中など、周囲が騒がしい空間などでは〝音量優先モード(※)〟への切り替えに対応。シーンに合わせて3つのモードを使い分けられる仕様となっている。
※専用アプリ「AVIOT SOUND ME」で2024 年7 月中にアップデート予定。
■イヤホンだけで最大12 時間、充電ケース込みで最大42 時間のロングスタミナを実現(※)
イヤホン本体の軽量設計を実現しながらも、イヤホンだけで最大12時間、充電ケース込みで最大42時間の音楽再生時間を実現。
さらに、最大6時間の通話にも対応するなど、オフィスユースの際もストレスフリーで使える。また、約10分の充電で最大60分再生が可能な急速充電にも対応している。
※ 再生時間は使用環境により変動する可能性がある。
■スペース効率を追求した独自設計のコンパクトな充電ケース
充電ケースのサイズに関しても、部品配置とスペース効率を極限まで追求したAVIOTの独自設計を採用。3辺の合計値を153mm以下に抑え、既存のフック型オープンタイプイヤホンと比較し大幅な小型化を実現している。
■使用シーンを選ばない高品位なデザイン
本機では、AVIOTが多数のモデルで積み重ねてきた多層塗装と金属蒸着技術のノウハウを余すところなく使用。深みのある色合いと高品位な質感を実現している。
まずイヤホン本体は装着感とデザイン性を両立すべく、肌に触れる部位には柔軟性に優れたリキッドシリコンを、ハウジング部とテール部には、艶感のある塗装や高級感を演出する金属蒸着を施した樹脂成型のパーツを採用。
このような複数の素材と仕上げの組み合わせにより、上質感のある外観に加え、フィット感や音響性能などの機能性を妥協なく兼ね備えたデザインとなっている。
「TE-H1」の主な仕様
ドライバー/ダイナミックドライバーシステム (14.2mmDD)
通話用マイク/高性能MEMSマイク×2 (片側)
バッテリー容量/イヤホン:片耳60mAh、ケース:500mAh
通話時間/最大6時間※
連続再生時間/最大12時間 (充電ケース併用時:最大42時間)※
Bluetooth/
・対応コーデック:AAC、SBC、LDAC
・対応プロファイル:A2DP、HFP、AVRCP
・Bluetooth version:5.3
・Bluetoothマルチペアリング登録可能デバイス数:8
イヤホン本体/充電時間:約1.5時間
充電ポート/USB Type-C
イヤホン本体防水レベル/IPX4相当
重量/イヤホン片耳 約7.5g
本体カラー/ブラック、ドーンネイビー、シルバー
その他/マルチポイント対応、片耳使用可能、イヤホン単体ON / OFF 可能、急速充電対応(約10分の充電で最大60分再生)
付属品/USB Type-Cケーブル、ユーザーマニュアル、製品保証登録カード
※通話時間や再生時間は使用環境により変動する可能性がある
関連情報
https://aviot.jp/product/te-h1/
構成/清水眞希